ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2023-10-13 23:58:28 |
2023年10月12日
東海旅客鉄道株式会社 東海道新幹線実車を用いた異常時対応訓練の実施について 〜お客様の早期避難に向け、新しい取扱いを実施します〜 東海道新幹線では、大規模災害や不測の事態の発生に備えて社員の対応能力を向上させるため、各現業機関での通常の教育訓練に加え、毎年、本線において、実際の新幹線車両を用いた実践的な大規模訓練を実施しています。 今回は、車内で不審者が刃物を用いて周囲に危害を加える状況を想定し、不審者への対応やホーム上におけるお客様の避難誘導等の訓練を行います。今回初めて、最寄り駅を通過予定だった列車を停車させる進路に変更し、信号に従った最大限の速度まで速度を向上し、最寄り駅にお客様がより早く到着できる取扱いを行います。 1.実施概要 2023年10月30日(月)深夜品川駅〜新横浜駅間 2.参加人数 220名(運転士、車掌、駅係員、指令員、パーサー、警乗警備員、警察官等) 3.訓練内容 (1)車内の取り扱い 乗務員やパーサー、警乗警備員が防護装備品を用い、指令と警察を含めてグループ通話システム等を活用し、不審者への対応等を訓練します。駅到着後、警察が車内に乗り込み、不審者を確保します。 (2)指令員と運転士の取扱い 車内の不測の事態を知得した指令員は、ただちに関係箇所に対応の準備を指示・要請します。新たな取り組みとして、指令員は、最寄り駅を通過予定だった列車の進路を停車させる進路に変更し、運転士に対し、信号に従った最大限の速度まで速度を向上し、最寄り駅まで運転するよう指示します。 (3)駅ホームにおける旅客の避難誘導の取り扱い 国交省が取りまとめた対策に則り、予め駅のホームドアを開扉させておき、到着した列車が停止位置からずれて停止した場合でも停止位置を修正せず、速やかに乗降扉を開扉する取り扱いを訓練します。 |
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