NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.9341 【大井川鐵道】9/22-24 九州の被災鉄道を巡る応援ツアー
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2023-06-07 01:56:05
プレスリリース                    大井川鐵道株式会社
   
URL: oigawa-railway.co.jp Facebook: www.facebook.com/oigawa.railway Twitter: @daitetsuSL
                          2023年6月 6日


       静岡を起点に各地の鉄道事業者を応援したい・・・
         復旧に向けて少しでも力になれたら・・・
  〜大井川鐵道&くま川鉄道&JR肥薩線、全線復旧を果たす南阿蘇鉄道訪問                  大井川鐵道広報 山本豊福全行程同行〜


大井川鐵道(静岡県島田市)は2022(令和4)年9月の台風被災以来、いまだに大井川本線の一部区間が不通となっています。
熊本県にあるくま川鉄道(熊本県人吉市)と行程最終日に訪ねるJR肥薩線は2020(令和2)年7月豪雨による被災で同じく不通区間が残ったままです。変わって熊本県阿蘇地方にある南阿蘇鉄道(熊本県高森町)は2016(平成28)年4月の熊本震災により甚大な被害を受けましたが、関係者の絶え間ないご努力により2023(令和5)年7月15日には全線復旧を果たす予定であるという明るいニュースも入ってきました。
このほかにも全国各地で自然災害により被災、不通となる路線の多い中、当社としましては自社を含む被災してしまった鉄道事業者を訪問することで少しでも復旧に向けた応援をしたい、また応援していただきたいという思いから静岡県と熊本県、鹿児島県と地域は離れていますが、四路線をめぐる応援ツアーを企画しました。
このツアーには大井川鐵道で長年にわたり広報業務に携わる山本豊福が全行程同行。さらにくま川鉄道では同社社長による路線解説や被災場所のご案内、復旧にあたってのお話をうかがう予定です。
被災した鉄道、被災から立ち直ろうとする事業者が復旧、のち安定した運営をなすためにはみなさまの「乗車」という行動が基本であると考えます。(これを「応援鉄」と名付けましょう) どうぞみなさま、この機会を「応援鉄」へのきっかけとしていただければ幸いです。
なお、当社はこれから大井川鐵道を軸として他鉄道事業者へ乗車することにより微力ながらさまざまの路線を盛り上げてゆく取り組みをはじめてまいりますので、どうぞご期待ください。詳細は以下のとおりです。


詳細

コース名 大井川鐵道名物広報・山本豊福と行く
     復旧に向けてガンバレ! FDAで行く
     大井川鐵道&くま川鉄道&JR肥薩線 全線復旧 南阿蘇鉄道

旅 行 日 2023(令和5)年9月22日(金)〜24日(日) 2泊3日

募集人員 40名(最少催行人員 20名
        ※募集人員がこれに達しない場合は催行をとりやめます)

旅行代金 98,000円(大人お一人、一室利用の場合)

行  程
9/22(金)
 静岡駅南口 10時00分 → (貸切バス) → 新金谷駅 11時52分 → (SL急行かわね路号) → 家山駅 12時20分 → (貸切バス) → 富士山静岡空港 14時20分 → (FDA機) → 阿蘇くまもと空港 16時00分 → (貸切バス) → 大津町内(泊)

9/23(土)
 大津町内 8時40分 → (貸切バス) → 高森駅 9時40分 → (南阿蘇鉄道トロッコ列車) → 立野駅 10時31分 → (貸切バス) → 熊本市内→ 肥後西村駅 15時39分 → (くま川鉄道、くま川鉄道永江社長ご同行) → 湯前駅 16時13分/16時20分 → 肥後西村駅 16時52分 → くま川鉄道、永江社長と被災現場見学(貸切バス、車窓より) →人吉市内泊

9/24(日)
 人吉市内 9時00分 → (貸切バス) → 青井阿蘇神社(参拝) → 吉松駅 10時39分 → (JR肥薩線) → 嘉例川駅 11時13分 → (貸切バス) → 霧島神宮(参拝) → 鹿児島空港 15時20分 → (FDA機) → 富士山静岡空港 16時55分

お申込み 大鉄アドバンス ツアー専用サイトの受付フォームより
     https://travel.daitetsu-adv.co.jp/

お問合せ 大鉄アドバンス 大井川鐵道 静岡ツアーセンター
     電話 054-204-0512 (平日のみ9時30分〜17時00分)


今回、訪問する鉄道線と現況〜乗車する4路線とも自然災害で被災しています

大井川鐵道
・・・静岡県中部地方、金谷駅と千頭駅を結ぶ大井川本線。千頭駅と井川駅を結ぶ井川線の2路線から成る。2022(令和4)年9月、台風15号による被災で一時は全線にわたって運転見合わせとなった。いまもなお大井川本線の家山駅〜千頭駅が不通となっています。現在、静岡県を中心とした関係機関と全線復旧および今後の方向性について協議中。今回は大井川鐵道の代名詞「SL急行 かわね路号」へのご乗車です

南阿蘇鉄道・・・熊本県、南阿蘇外輪山の雄大な景色の中をのんびり運行する「トロッコ列車」で有名。2016(平成28)年4月の熊本震災で甚大な被害を受けたあと、同年7月31日には高森駅〜中松駅で運転再開となりました。そのような中、本年7月15日に全線開通予定という喜ばしいニュースが入ってきました。関係者の労が報われる時がやってきます

くま川鉄道・・・熊本県 人吉温泉駅から湯前駅までを結び利用者の8割が学生と人吉・球磨地域になくてはならない路線。2014(平成26)年には観光列車仕様の「田園シンフォニー」の運転をはじめ、観光輸送にも力を入れています。しかし、2020(令和2)年7月4日、沿線を襲った集中豪雨で全車両が浸水し、橋梁の流出などもあり、一時は全線で運転見合わせとなりました。しかし、関係者のご尽力で2021(令和3)年11月28日には今回、乗車する肥後西村駅〜湯前駅が開通し現在に至っています

JR肥薩線・・・熊本県八代駅と鹿児島県隼人駅を結ぶローカル線。こちらも2020(令和2)年7月豪雨で被災。現在も八代駅〜吉松駅で間が運転見合わせ、吉松駅と隼人駅の運転となっています。今回は吉松駅〜嘉例川駅間を乗車。嘉例川駅の駅舎は築100年以上のレトロな木造建築で登録有形文化財に指定されています


その他
※特別参加 くま川鉄道 永江友二社長

今回のくま川鉄道訪問時には同社の永江友二社長にご同行いただきます。被災・復旧に関する業務で大変な日々が続いていると思いますが、被災地へのご案内や復旧に向けてのご苦労などいろいろなお話がうかがえそうです

※くま川鉄道永江友二社長と大井川鐵道広報・山本豊福
今回、全行程に大井川鐵道・広報の山本豊福が同行します。永江社長とは今までの鉄道イベントでの共演などご一緒することが多く、社長と一般社員の枠を超えての親交があります

※静岡県中部地方と人吉・球磨地方との意外なつながりってご存じですか?
熊本県人吉市は相良氏の城下町として人吉・球磨地方の政治や経済の中心地として古くから栄えています。相良といえば静岡県牧之原市にある旧相良町(遠州相良)。相良氏は鎌倉時代に遠州相良から入国したと言われているのです

※最終日には国宝指定神社に参拝
最終日には国宝指定の青井阿蘇神社と霧島神宮を参拝。各事業者の全線復旧や安定した運営、そしてご自身、ご家族の幸せなどをご祈願ください
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撮影場所:
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