ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-10-21 01:07:47 |
JR西日本 NEWS RELEASE
特急「やくも」に投入する新型車両のデザインの決定について 〜沿線の風景に響き自然に映える車体、 山陰の我が家のようにくつろげる温もりのある車内〜 2022年10月20日 西日本旅客鉄道株式会社 JR西日本グループでは「JR西日本グループ中期経営計画2022」に掲げる、地域共生の深耕に向けて新幹線を基軸とした広域鉄道ネットワークの磨き上げの取り組みを進めています。この度、2024年春以降に山陰・山陽エリアを結ぶ特急「やくも」に投入予定の新型車両(273系特急形直流電車)の車両デザインが決定しましたのでお知らせします。 1.デザインコンセプト 「沿線の風景に響き自然に映える車体、山陰の我が家のようにくつろげる温もりのある車内」 2.ロゴ・シンボルマーク 3.車両エクステリアデザイン 4.車両インテリアデザイン *伊藤注:1.〜4.は添付画像もご覧下さい。 (1)グリーン車 明るく空間の広がりを感じられる黄色ベースに、富と長寿の象徴とされる亀の甲羅をイメージした「積石亀甲」模様をあしらい、山陰の文化・風土を演出 (2)普通車 沿線の山々をイメージした緑色ベースに、古来から神事に用いられ、人を守る魔除けの意味もある「麻の葉」模様をあしらい、沿線の自然・風土を演出 (3)グループ向け座席 鉄道車両の特性を活かし、大きな窓からの車窓が楽しめ、向かい合える座席構成、フラットにできるシート、大型テーブルと緩やかな仕切りで適度なプライベート空間としたグループ向け座席を新たに設け、くつろぎを演出 5.デザイン監修 株式会社イチバンセン(デザイナー川西康之氏)+近畿車輛株式会社デザイン室 6.新型車両の主な特徴 (1)安全性・安定性 ・防犯カメラの設置による車内セキュリティ向上 ・車体の衝突安全対策、機器の二重系化等 (2)快適性 ・新たに開発・実用化した、国内初となる「車上型の制御付自然振り子方式※」による乗り心地の向上 ※車上の曲線データと走行地点のデータを連続して照合し、適切なタイミングで車体を傾斜させる(当社、鉄道総合技術研究所、川崎車両の共同開発) ・座席間隔の拡大、座り心地を改善した座席の採用 ・空気清浄機の搭載、抗菌・抗ウイルス加工による安心した車内環境づくり (3)バリアフリー・利便性] ・車椅子スペースの拡大、多目的室の設置など幅広いご利用層を意識した設備の充実 ・車内Wi-Fi、全席コンセント、大型荷物スペース設置 (4)環境負荷の軽減 ・よりエネルギー変換効率に優れたVVVF制御装置、LED照明等による省エネ化 7.運行区間 岡山駅〜出雲市駅 8.投入車両数 44両(4両×11編成) 9.営業開始時期 2024年春以降、営業運転開始予定 |
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