NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.8206 【JR海】生物多様性保全パートナーシップ協定 長野で5年間締結
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-03-18 01:47:47
                           2022年3月17日
                           東海旅客鉄道株式会社
                         南アルプス食害対策協議会
                           長   野   県

   「生物多様性保全パートナーシップ協定」を締結しました

 東海旅客鉄道株式会社、南アルプス食害対策協議会及び長野県は、南アルプスの自然環境の保全をより一層推進するため、「生物多様性保全パートナーシップ協定」を締結しました。

1.協定内容
・東海旅客鉄道株式会社は、南アルプス食害対策協議会が取り組む高山植物の保全活動に必要な経費の一部を支援する。
・南アルプス食害対策協議会は、東海旅客鉄道株式会社からの支援を受けて、防鹿柵の設置箇所を拡大する等、高山植物の保全活動をより一層推進する。
・長野県は、本協定の取組事項が円滑に進むよう連絡調整を行うとともに、取組に係る広報活動を行う。

2.協定締結日
 2022年3月17日(木)

3.協定期間
 2022年4月1日から2027年3月31日まで(5年間)

4.生物多様性保全パートナーシップ協定とは
・保全団体等が行っている生物多様性の保全活動に企業や学校等の参画を促し、資金的・人的支援を得ることで、社会全体で生きものの保全を推進するため、長野県が2015年度に設立した制度。

(参考)南アルプス食害対策協議会について
・南アルプス食害対策協議会(会長伊那市長)は、南アルプス地域におけるニホンジカ等による自然環境への被害対策について、相互に連携協力するため、南信森林管理署、信州大学農学部、長野県、飯田市、富士見町、大鹿村、伊那市により、2007年度に設立された団体。
・シカの食害によるお花畑の消失や土砂流出等が深刻な問題となっている南アルプス地域において、防鹿柵の設置やニホンジカの捕獲等、高山植物の保全対策に取り組んでいる。