ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2016-03-31 20:13:41 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 PressRelease MinistryofLand,Infrastructure,TransportandTourism 平成28年3月29日 海事局安全政策課 フェリー火災対策をとりまとめました 〜より安全・安心なフェリーの運航に向けて〜 フェリー火災対策検討委員会は本日、フェリー事業者が火災に備えて「消火プランの作成」と「実践的な消火訓練」を行うための手引書をとりまとめました。国土交通省はこれを活用して、乗客・乗員の皆様に、より安心してフェリーに乗船していただけるよう、フェリー事業者に対して火災対策の強化を指導していきます。 1.経緯 平成27年7月31日、北海道苫小牧沖でフェリー「さんふらわあだいせつ」の車両甲板において火災が発生したことを受けて、国土交通省は、平成27年9月から平成28年3月にかけて、火災・消防に関する専門家などから構成する「フェリー火災対策検討委員会」を開催し、火災対策の検討を行ってきました。 検討委員会では、事業者があらかじめ消火活動の手順を検討するとともに、乗組員1人1人が実戦的な訓練を積んでおくことが重要であると結論づけられ、これを行うための手引書(別添1)がとりまとめられました。 2.火災対策の進め方 検討委員会の結果を踏まえ、国土交通省は、手引書を活用してフェリー事業者に以下の火災対策を講じさせるべく指導を行っていきます。 (1)火災対策 ・火災に備えた消火プラン(消火活動の手順をまとめた計画書)を作成すること ・消火プランに基づく実戦的な消火訓練を行うこと ※これらの対策を行うことにより、適切な消火活動が可能であることの検証実験の様子を以下の URLに掲載しています。 http://youtu.be/XEHd-2bp2lo (2)指導の方針 ・多数の乗客が乗船することに加え、船内の構造が複雑である大型のフェリー(沿海区域以遠を航行する総トン数 5,000トン以上で複数の甲板を有する船)を運航する事業者に対して、平成28年度中を目途に、消火プランの作成及び実戦的な訓練を行うよう指導を行います。 ・その他のフェリー事業者に対しても火災対策の周知及び情報提供に努め、同様の火災対策を推進します。 ・さらに、フェリーの乗員に対してリーフレット(別添2)を配布し、消火活動の主な手順を周知します。 ※伊藤注:以下の添付資料は省略します。 【別添1】フェリー事業者による消火プラン作成の手引き http://www.mlit.go.jp/common/001124968.pdf 【別添2】フェリー車両甲板火災 消火の手引き http://www.mlit.go.jp/common/001124966.pdf |
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