NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.8031 【JR海】グリーンボンド発行 N700Sへの車両更新投資に充当
まるよし(cfcd3435) 2022-01-27 16:26:35
                             2022年1月27日
                             東海旅客鉄道株式会社

           グリーンボンドの発行について
 

○ 当社は、「日本の大動脈と社会基盤の発展に貢献する」という経営理念のもと、利益、キャッシュ・フローといった「経済的価値」を創造しながら、同時に持続的かつ豊かな社会を実現するという「社会的価値」を創造する「ESG経営」を実践し、健全経営と安定配当、さらには企業としての持続的な成長を実現してきました。
○ このたび、「ESG経営」の一環として、当社として初めてのグリーンボンドを発行することとなりました。
○ グリーンボンドとは、地球環境保全に資する効果をもたらすプロジェクトを資金使途とする債券です。当社はグリーンボンドの発行を通じ、地球環境保全に向けた取組みを一層推進していきます。

1.グリーンボンドの発行概要について
 1 年限:35年
 2 発行総額:200億円
 3 発行時期:2022年2月以降(予定)
 4 主幹事証券会社:三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、
           野村證券株式会社、
           みずほ証券株式会社、
           BofA証券株式会社
 5 ストラクチャリング・エージェント:三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
 ※「ストラクチャリング・エージェント」とは、フレームワークの策定やセカンドオピニオン取得に関する助言等を通じて、グリーンボンドの発行支援を行うものを指します。
 ※その他詳細は条件決定後にお知らせします。

2.グリーンボンド・フレームワークの策定及び外部評価(セカンドオピニオン)の取得
 グリーンボンドの発行にあたり、国際資本市場協会(ICMA)が定めるグリーンボンド原則2021等に基づき、4つの要素(調達資金の使途、プロジェクトの評価と選定のプロセス、調達資金の管理、レポーティング)を記載したグリーンボンド・フレームワークを策定しました。また、本フレームワークについて、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、グリーンボンド原則2021等との適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)を取得しています。
 ■グリーンボンド・フレームワーク
 (URL:https://company.jr-central.co.jp/ir/greenbond/bond01/_pdf/bond01_01.pdf)
 ■グリーンボンド原則2021等との適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)
 (URL:https://company.jr-central.co.jp/ir/greenbond/bond01/_pdf/bond01_02.pdf)

3.調達資金の使途
 本グリーンボンドにて調達した資金は、地球環境保全に資する新幹線車両更新としてN700Sへの更新投資に充当します。
 ■ N700S
   2020年度〜2023年度の間に40編成を投入する予定です。

 N700Sは、これまで積み上げてきた技術開発の成果を取り入れ、安全性・安定性の向上、異常時対応力の強化、快適性・利便性の向上、様々な編成長を容易に構成できる「標準車両」等の特長を有しています。環境性能においても、SiC素子駆動システムの採用、車両の軽量化、走行抵抗の低減等により、電力消費量をN700Aタイプからさらに6%削減しています。
 
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 482×322(66%表示)