ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-11-13 00:31:00 |
TOBU NEWS RELEASE
2020年11月12日 列車と鹿の接触事故防止に取り組み、輸送障害を減らします 11月13日より日光線・佐野線・東上線を走行する一部車両に 鹿との接触事故を防止する鹿笛(しかぶえ)を順次設置します 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2020年11月13日より日光線・佐野線・東上線を走行する一部車両に鹿との接触事故を防止する鹿笛を設置します。 これは、線路内に侵入した鹿と列車が接触する事故を防止するために導入するものです。鹿との接触事故が発生すると、安全確認等のため一時的に運転見合わせが発生するなど、お客さまに大きな影響を及ぼします。当社では、相互直通している野岩鉄道・会津鉄道線内含め2017年4月〜2020年3月の3年間において、85件の鹿との接触事故が発生しており、そのうち約8割の67件が日光線新栃木駅以北で発生しているほか、佐野線や東上線小川町駅以北でも発生していることから、今般、鹿との接触事故を防止することを目的に、試験的に日光線・佐野線・東上線を走行する一部車両の先頭車両下部に鹿笛を設置します。 今回設置する鹿笛は、時速48km/h以上の速度になると人には聞こえない超音波が約400m先まで発せられるもので、鹿に列車の接近を警告し、線路外に逃走を促すことで、鹿との接触事故を減少させることができると想定しています。 当社では、今後もお客さまに安心かつ快適に鉄道をご利用いただけるよう努めてまいります。 詳細は別紙のとおりです。 <別紙> 日光線・佐野線・東上線を走行する一部車両への鹿笛設置について 1.設 置 日 2020年11月13日(金)より順次。 2.設置目的 線路内に侵入した鹿と列車の接触が原因の輸送障害や車両床下設備の破損を防ぐため。 3.概 要 鹿笛は、時速48km /h以上の速度になると人には聞こえない超音波が約400m先まで発せられ、鹿に列車接近を警告することが可能とされています。今回は、先頭車両の前面下部に2種類の異なる音量・周波数の超音波を発生させる笛を2個設置し、鹿が線路内から退避し、鹿との接触事故を減少させることができると想定しています。 4.設置車両 日光線を走行する車両(20編成): 100系、500系、6050型、20400型の一部。 佐野線・東上線北部を走行する車両(3編成) : 8000型の一部。 合計:23編成(100系 3編成、500系 3編成、 6050型 8編成、 20400型 6編成、8000型 3編成) *直近3年間の列車と鹿の接触事故の発生件数の内 79%が日光線新栃木駅以北で発生、佐野線・東上線北部でそれぞれ 10%発生しており、特に10月〜1月に多く発生しています。 以 上 |
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