NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.64 【阪神】阪神・阪急 梅田1丁目1番地計画T期部分新築工事に着手
ほりうち(ccbu8181) 2015-07-21 15:28:27
2015年7月21日

阪神電気鉄道株式会社
阪急電鉄株式会社


 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、
        本日、T期部分の新築工事に着手しました

      〜「DBJ Green Building認証」の最高ランクを取得〜


 阪神電気鉄道株式会社と阪急電鉄株式会社が推進する「梅田1丁目1番地計画(阪神百貨店(阪神梅田本店)の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」において、本日、梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)T期部分の新築工事に着手しました。
 本計画では、両ビル間の道路上空を活用した建替えと周辺公共施設整備を一体的に行うことにより、都市機能の高度化、防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観形成等を通じ、国際競争力の強化に資する快適で質の高いまちづくりを進めることを目指しています。
 この度、こうした計画が評価され、梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)は、株式会社日本政策投資銀行の「DBJ Green Building 認証」において「国内トップクラスの卓越した『環境・社会への配慮』がなされたビル(5つ星)」としての認証を受けました(4月21日認証)ので、併せてお知らせします。

 今後も行政機関及び関係先と引き続き協議を行い、2022年春頃の全体竣工を目指します。なお、阪神百貨店は、大阪神ビルディング西側で営業を継続します。
 工事の実施に当たっては、お客様の安全確保と周辺環境への十分な配慮を行ってまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いします。

 阪急阪神ホールディングスグループでは、将来にわたって持続的な成長を実現していくため、「梅田地区をはじめとする沿線の価値向上」を事業戦略の一つと位置付けており、本計画が沿線の価値向上に資するよう計画の細部の検討及び関係機関との協議を、引き続き進めてまいります。


“DBJ Green Building認証“ における最高ランクの認証の取得について

 日本政策投資銀行の「DBJ Green Building認証」において、「国内トップクラスの卓越した『環境・社会への配慮』がなされたビル(5つ星)」として「プラン認証」を取得しました。

(評価をいただいたポイント)
(1) 専有部全体においてLED 照明を採用するほか、太陽光発電設備を設置する等、省エネ・創エネを通じた環境配慮を行う点

(2) 72時間対応の非常用発電機の設置に加え、ガスコージェネレーション設備や構造ヘルスモニタリングシステムを導入する等、ビルの防災やテナントBCPの観点で優れた取り組みを実施する点

(3) 多目的利用が可能な大規模カンファレンスゾーン(4,000u)を整備し、災害時には、屋上広場・歩行者デッキと併せて一時避難スペースとして提供するほか、帰宅困難者の一時滞留スペースとしても活用する等、積極的な地域貢献を計画している点

※:「プラン認証」

 竣工前の物件について、その開発計画を元に、環境性能やテナント利便性、その他オーナーや物件関係者との間で予定されている種々の取り組みを、DBJ Green Building認証のモデルを使ってスコアリングし、その開発計画である「プラン」について認証する仕組みのこと。


【DBJ Green Building 認証(オフィスビル版)とは】
 株式会社日本政策投資銀行が2011年4月から開始した環境・社会への配慮を併せ持つ不動産を供給する事業者の先進的な取組みを評価する認証制度です。
 本認証は、これまで評価が十分ではなかった不動産の環境・社会的側面について、不動産価値への反映を図り、中長期的には社会・経済に求められる不動産としてのGreen Building が評価される不動産金融市場の整備・育成を目指すものです。評価は、「1つ星」から最上位の「5つ星」までの5段階であり、オフィスビル版では次の5つの視点で評価されます。

 @建物の環境性能
 Aテナント利用者の快適性
 Bリスクマネジメント
 C周辺環境・コミュニティへの配慮
 Dステークホルダーとの協業

 環境性能に加えて利用者(入居テナント)が魅力を感じる快適性や、防犯、防災、省エネなどの連携、地域との関わりなどオペレーション面も評価対象になることが特徴です。

以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 320×282(原寸表示)