ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-06-30 23:58:28 |
2020年6月29日
東海旅客鉄道株式会社 中央新幹線南アルプストンネル(静岡工区)における トンネル掘削の前段で行うヤード整備の可否の確認について 中央新幹線南アルプストンネル静岡工区について、本年6月26日、当社社長が静岡県知事に面会し、トンネル掘削の前段で行うヤード整備を進めることについて、ご了解を頂くべく、説明させて頂きました。 現在、当社が静岡県に確認を求めている内容は別紙のとおりですので、お知らせします。 令和2年6月29日 静岡県中央新幹線対策本部長 静岡県副知事 難波 喬司 様 東海旅客鉄道株式会社 代表取締役副社長 宇野 護 中央新幹線南アルプストンネル(静岡工区)における トンネル掘削の前段で行うヤード整備の可否について 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、令和2年6月26日、弊社社長が貴県の川勝知事(以下、「知事」といいます。)に面会し、表題のヤード整備(以下、「本件ヤード整備」といいます。)を進めることについて、ご了解を頂くべく、説明させて頂きました。 この面会において、知事から、本件ヤード整備を行うとなると、これまで進めてきた作業員宿舎等の整備と合わせ、改変面積が5ha以上となるため、静岡県自然環境保全条例第24条に規定する自然環境保全協定(以下、「協定」といいます。)の締結が必要であり、本件ヤード整備を認めるかどうかは、協定締結の可否によって判断する、とご回答頂いたことから、当方としては、速やかに協定締結の準備を整えることによって、本件ヤード整備を進めることは可能なのではないか、と受け止めました。 これに対して、その後の報道等によれば、貴県の事務方から記者団への協定についての説明の後、知事は、記者の質問に答えて、本件ヤード整備の内容である、濁水処理設備等の設置、坑口予定箇所の整備等については、トンネル本体工事と一体であり、一切認められない旨の説明をされた、とのことであります。 しかし、これらは報道等によるところでありますので、本件ヤード整備等について、協定を速やかに締結し、本件ヤード整備を進めることについて、それが困難であること及びその理由について、直接、書面で、ご教示頂きたいと存じます。 本件ヤード整備に今月中に着手できるか否かは、社長から知事にお願いしたように、弊社にとって、中央新幹線(品川・名古屋間)の開業が2027年に間に合うか否かに関わる、極めて重要な意味を持つものであり、今後の対応も必要となることから、誠に恐縮ですが、今週末の7月3日までに、ご回答頂くよう、お願い申し上げます。 以上 |
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