NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.6093 【京阪】2021.1〜3000系全編成に「プレミアムカー」&指定席券売機
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-05-12 22:32:24

 NEWS RELEASE              京阪電気鉄道株式会社


                          2020(令和2)年 5月12日


     座席指定特別車両「プレミアムカー」がますます便利に
   2021年1月より「プレミアムカー」サービスを拡大します

     ○3000系「プレミアムカー」の営業運転を開始
     ○キャッシュレスの座席指定券発売機をホームに設置


 京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、社長:中野道夫)では、2021年1月(予定)に3000系車両全編成(8両×6編成)の6号車に新造した「プレミアムカー」を組み入れてサービスを開始します。これにより、昼間時には原則として全ての特急列車で「プレミアムカー」サービスをご提供します。
 また、運転本数拡大に伴い、乗り換え時などにおいてホーム上でプレミアムカー券またはライナー券の購入を可能とするために、キャッシュレスの座席指定券発売機を設置します。クレジットカード、PiTaPaなどの交通系ICカードのほか、QR決済など多種多様なご購入方法を可能とすることで、ビジネスや観光などさまざまな目的のお客さまの利便性向上にも寄与します。
 運転本数の増加や付加サービスの充実により、ますます快適・便利になる京阪電車のプレミアムカーにどうぞご期待ください。
  詳細は下記のとおりです。 


1.3000系「プレミアムカー」サービスの開始について
(1)サービス開始時期
 2021年1月(予定)
 ※原則として、昼間時における全ての特急列車で「プレミアムカー」サービスをご提供します(1時間あたり上下6本ずつ)

(2)座席数
 40席(2列+1列の座席配置)
 ※3000系中間車両は45席(クロスシート24席+ロングシート21席)

(3)3000系プレミアムカーの特徴
 京阪電車「プレミアムカー」サービスの象徴として『金色の扉の先がプレミアム』といった共通のブランドイメージと提供価値を有する特別車両としています。原則として8000系プレミアムカーの機能とデザインコンセプトを踏襲しますが、特徴は以下の通りです。

【外装】 *伊藤注:添付画像をご覧下さい。

【内装】
・出入口扉を3000系一般車両と共通の両開き構造とし、全座席の側窓形状を統一
・座席配置の最適化により前後間隔を拡大 (8000系:1,020mm → 3000系:1,040mm)
・座席はさらなる座り心地の向上を目指し、クッションを調節
・両端部の壁およびエントランス部のガラス仕切り壁の構造を見直し、従来、壁面テーブルまたはインアームテーブルを設置していた座席にも大型テーブルを設置 (※一部座席除く)
・8000系プレミアムカー同様、微粒子イオンで車内の空気を浄化する「ナノイーX(※1)」発生装置を搭載

【行先表示器】
 複層ガラスの層間に液晶ディスプレイを内蔵した「infoverre Windowシリーズ Barタイプ」(※2)を鉄道車両の窓用ガラス(車外向け)として世界で初めて採用 (※3)しました。また、車内の案内表示器にも「infoverre」を採用しています。

(※1)「ナノイー」はパナソニック株式会社の商標です
(※2)「infoverre」はAGC株式会社の商標です
・「infoverre Windowシリーズ Barタイプ」について
 行先表示器と側窓ガラスが一体となるソリューションにより、省スペース化を 実現し、より快適な車内空間と、液晶ディスプレイならではの高精細な案内表 示を提供します。

2.キャッシュレス・プレミアムカー券発売機(仮称)について
(1)機器概要
 特急停車駅以外からの乗り換え時に、プレミアムカー券またはライナー券をより簡単にご購入いただくため、特急停車駅のホーム上(プレミアムカー乗り場付近)などに設置します。多言語(日・英・中・韓)に対応するとともに、クレジットカードをはじめ、多様な決済手段をご利用可能とすることで、お客さまのさらなる利便性向上を図ります。
 
(2)対象決済手段(一例)
 クレジットカード(主要ブランド)、PiTaPaをはじめとする各種交通系ICカード、 電子マネー、QR決済など
 ※同券売機では現金でのご購入はできません

(ご参考1)プレミアムカーについて
 2017年8月20日にサービスを開始した、京阪電車初の座席指定特別車両。特急車両8000系の6号車(京都側から6両目)に1両を組み入れており、乗車券と別にプレミアムカー料金が必要。快適性とパーソナル空間の演出にこだわった車内では、リクライニングシートを2列+1列の3列で配置。車内設備は大型テーブルやラゲッジスペース、コンセントなど充実しており、専属アテンダントによるサービスも提供している。なお、京阪プレミアムカークラブでは、インターネット上でチケットの購入・変更・払戻のほか、空席確認などが可能。
 ※詳しくはプレミアムカー専用サイトをご覧ください。
  (URL:https://www.keihan.co.jp/traffic/premiumcar/)

(ご参考2)3000系車両について
 中之島線開業のシンボルかつ次世代のイメージリーダーとして2008年に新造した車両。10000系車両をベースに改良を加えたアルミ合金製3扉の車両で、座席配置を2列+1列の自動転換クロスシートを含むセミクロスシートとすることでラッシュ時などさまざまな列車運用への対応を可能としている。2009年にローレル賞とグッドデザイン賞を受賞。

                                  以 上
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