ほりうち(ccbu8181) 2019-11-21 23:46:03 |
2019年11月20日 東海旅客鉄道株式会社 東海道新幹線における雪害対策の取り組みについて 東海道新幹線では、冬季期間、列車の走行により舞い上がった雪が車両床下に付着、塊となって線路に落下し、バラストを跳ね上げることで、車両床下の機器を破損させないよう、速度を落として運転する場合があります。お客様に安全かつ安定した輸送を提供できるよう、今年度は既存の対策(※)に加えて、以下の取り組みを実施しますので、お知らせします。 ※既存の対策は参考資料をご参照ください。 1.徐行判断のさらなる適正化に向けた取り組み(別紙1) (1)現状 ・指令において、雪害地区を走行する運転士から口頭で取得した現地状況(積雪量、降雪状況)を基に、徐行区間・速度の判断を行います。 (2)今後の取り組み内容 ・50編成の運転台にカメラを新設し、車両前方の画像を指令へリアルタイムに伝送することで、指令において現地状況を連続して確認することを可能とします。 ・これにより、よりきめ細かくタイムリーに徐行区間や速度を設定することで、徐行判断のさらなる適正化を図る取り組みを進めます。 2.車両床下の着雪防止に向けた取り組み(別紙2-1、2) 4編成の車両床下にカメラを新設して、これにより取得した着雪状況(着雪量、着雪進展の速度等)のデータと、運転台カメラなどにより取得した環境条件(気象条件、線路内の積雪量等)のデータの関係性を様々な気象条件において解明するとともに、床下に設置している融雪ヒーター付フサギ板への着雪状況を確認して、引き続き、効果を検証します。 |
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