ほりうち(ccbu8181) 2015-12-17 18:22:17 |
平成27年12月17日
東海旅客鉄道株式会社 東海道新幹線交番検査における新検査周期適用及び車両データの活用について 東海道新幹線車両の交番検査は昭和39年の開業以来、「30日または走行距離3万キロ以内」の検査周期で行ってまいりましたが、開業時から現在に至るまでの車両の進化を踏まえ、使用実績・検査実績に加えてテストカーでの検証により安全性を確認し、本年4月に周期を延伸する規程改正を行い、運用開始に向けて準備を進めておりました。 この度、新検査周期を適用することに加え、本年7月より東京・大阪に設置した「車両データ分析センター」での車両データによる検査を交番検査にも導入することといたしましたのでお知らせします。 これらにより、今まで以上に信頼性の高い交番検査をより効率的に実施し、更なる安全・安定輸送の確保に努めます。 1.新たな交番検査体制の概要 @新検査周期の適用 周期 :45日または走行距離6万キロ以内 対象編成:N700A、N700系(改造) ※交番検査周期の延伸は昭和39年の東海道新幹線開業以来、初めてです。 A車両データの活用 検査業務の一部を「車両データ分析センター」でのデータ分析に置き換えます。 2.新たな検査体制導入の効果 ・交番検査の周期を延伸することにより、車両の検査本数が少なくなることで、営業列車に充当できる本数を増やすことが可能となり、より柔軟な対応が図られます。 ・車両データを活用することにより、一定期間毎の検査でしか把握できなかった車両機器の状態について、本線走行中のデータを継続的に監視することにより、検査精度を一層向上させ、車両品質の向上、安全・安定輸送の向上を図ることができます。 3.導入の時期 次回のダイヤ改正日から導入 |
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