ほりうち(ccbu8181) 2019-08-31 08:09:53 |
2019年8月29日 東海旅客鉄道株式会社 2019年度 地震防災訓練の実施について 当社では、防災週間中の8月30日(金)を中心に、地震防災訓練を全社的に実施いたします。南海トラフ地震やそれに伴う津波を想定した情報収集の訓練や駅間に長時間停車した列車からのお客様の避難誘導訓練、脱線した車両を復旧する災害復旧訓練などの実践的な訓練を行います。 1.訓練期間 8月30日(金)を中心に8月20日(火)から9月10日(火)まで 2.主な訓練内容・・・別紙 (1)対策本部運営訓練、情報収集・発信訓練 ・対策本部を設置し、運営するブラインド型訓練 ※ブラインド型訓練:事前に進行やシナリオを与えない実践的な訓練 ・通常の連絡手段が使用できない状況を想定し、衛星携帯電話・衛星通信システム等を活用して被災状況を収集、伝達する訓練 ・Twitter を用いて、指令所からお客様へ案内情報を発信する訓練 (2)避難誘導訓練 @新幹線 ※8月20日(火)実施済み ・大規模地震により駅間に長時間停車した場合を想定し、列車から乗務員と工務系社員が協力してお客様を避難誘導する訓練 ・体調不良のお客様、怪我をされたお客様に対し応急処置をする訓練 A在来線 ・大規模地震により多くの列車が駅間に取り残された場合を想定し、指令からの指示により乗務員がお客様を避難誘導する訓練 B新幹線・在来線共通 ・主要駅において、お客様へ情報を伝達する訓練および避難場所まで誘導する訓練 (3)災害復旧訓練 ・脱線した車両および被災した沿線設備を復旧する訓練 ・地震により主要道路が寸断された場合を想定し、孤立した場所にヘリコプターで救援物資などを搬送する訓練 ・応急復旧資材の動作を確認する訓練 3.参加人員 延べ約12,300人 [別紙] 主な訓練内容 (1)対策本部運営訓練、情報収集・発信訓練 <対策本部運営訓練> 対策本部を設置し、対策本部運営のブラインド型訓練および現場からの情報収集訓練を実施。 <情報収集訓練> 被災により通常の連絡手段が使用できない状況を想定し、衛星携帯電話・衛星通信システム等の代替通信手段を活用した情報収集訓練を実施。 (2)避難誘導訓練 <新幹線:駅間での避難誘導訓練> 列車が駅間に長時間停車した場合を想定し、列車から乗務員と工務系社員が協力してお客様を避難誘導する訓練を三島車両基地、鳥飼車両基地で実施。 <在来線:駅間停車列車からの避難誘導訓練> 多くの列車が駅間に取り残された場合を想定し、指令からの指示により乗務員がお客様を避難誘導する訓練を神領車両区、中津川駅、伊那松島運輸区で実施。 (3)災害復旧訓練 <在来線:脱線復旧訓練> 地震により踏切内で脱輪した自動車と列車が衝撃した場合を想定し、自動車運転手の救出と脱線した車両をレールに返す訓練を車両区内にて実施。 <新幹線:応急復旧機材の動作確認訓練> 災害現場へ急行するための軌道用自動自転車や緊急自動車の動作や取扱方を確認する訓練を各現業機関にて実施。 <在来線:救援物資・復旧機材運搬訓練> 高速道路や主要幹線道路が通行止めになった場合を想定し、ヘリコプターを活用し孤立した場所に救援物資や、復旧用機材を運搬する訓練を伊那市周辺で実施。 ※写真は昨年の訓練の様子です |
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