ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2019-08-14 23:36:40 |
プレスリリース 大井川鐵道株式会社
URL: oigawa-railway.co.jp Facebook: www.facebook.com/oigawa.railway Twitter: @daitetsuSL 2019年 8月13日 1949年12月1日ごろの大井川鐵道へ「時間旅行」はいかが? 本線電化70年 EL列車を大増発運転します! 大井川鐵道(静岡県島田市)の大井川本線(金谷駅〜千頭駅、39.5キロ)は、1949(昭和24)年12月1日、運行の動力源を蒸気や内燃から電気に変更(電化)して以来、70年の節目を迎えます。これにあたり、2019(令和元)年10月31日〜12月までの期間中、電化初期に走っていた電気機関車牽引による列車(通称EL列車)を大増発運転いたします。 ふだんの大井川鐵道本線は、SL列車もしくは電車による旅客列車の運転を行っており、EL列車での運転はおこなっておりません。当社では牽引する客車が1930年代〜1950年代に製造されたもの、また電気機関車も本線電化に合わせて自社発注された1949(昭和24)年製造の2両を使うことが多いため、今期間運転のEL列車にご乗車いただくと1949(昭和24)年12月1日ごろの大井川鐵道本線への「時間旅行」を満喫していただけます。大井川鐵道はSL列車やアプト式鉄道だけじゃない。この機会に、日本全国でも数少なくなったEL列車の旅をお楽しみください。詳細は以下のとおりです。 1.運転概要 運転区間 大井川鐵道本線 新金谷駅(島田市)〜千頭駅(川根本町) ※片道距離37.2キロ 運転日と運転時間 ・11月の土日 計7日間 新金谷駅発10時00分 (千 頭駅着11時13分) 千 頭駅発13時39分 (新金谷駅着14時53分) ・10・11月の平日 計11日間 新金谷駅発10時38分 (千 頭駅着11時53分) 千 頭駅発14時10分 (新金谷駅着15時27分) *伊藤注:運転日については、添付画像をご覧ください。 ・12月 計25日間 新金谷駅発11時52分 (千 頭駅着13時09分) 千 頭駅発14時53分 (新金谷駅着16時09分) 運用車両 当日、決定致します。 乗車運賃・料金 乗車区間の運賃+EL急行料金 (一乗車、大人1名500円、小人1名250円) 途中の停車駅 ※急行列車として運転しますので主要駅しか止まりません ・新金谷駅発 10時38分の便 家山駅 ・新金谷駅発 11時52分の便 家山駅と下泉駅 ・千 頭駅発の全便 川根温泉笹間渡駅と家山駅 ご予約 大井川鐵道公式ホームページ http://oigawa-railway.co.jp/mailform/sl/f-sl-irai-2.html 内のお申込みフォームまたはお電話 0547-45-4112 (9時00分〜17時00分) まで ※運転日当日、空席があれば当日券を発売します お問合わせ 大井川鐵道渇c業部SLセンター(電話 0547-45-4112) 9時00分〜17時00分、年中無休 2.ELスイーツプランも実施 12月2日(月)〜9日(月)、12日(木)〜16日(月)、20日(木)〜28日(土) 千頭駅発 14時53分のEL列車には、要予約のあまーいプランをご用意。 千頭駅発 14時53分のEL列車に15名以上でご乗車のお客様を対象に、新金谷駅構内で営業する「This is Cafe」のパティシエが作る特別メニュー「大井川鐵道ELオリジナルパフェ」を提供いたします。(配布は家山駅出発後) 料金は乗車運賃+EL急行料金+ワンコイン(500円)!車窓にひろがる雄大な大井川とオリジナルパフェをお楽しみください。 ※要予約、15名以上 □お申込み・お問い合わせは 大井川鐵道渇c業部SLセンター 電話 0547-45-4112 3.EL列車、こんなところを見て! 車両編成 ・機関車(EL) 1949(昭和24)年生まれ、大井川鐵道本線(金谷〜千頭)電化時から在籍する車両両端にデッキを備えた古豪E101・E102と、西武鉄道からやってきたちょっと都会派、1986(昭和61)年〜1987(昭和62)年生まれの電気機関車が担当します。 ・客車 旧国鉄の旧型客車を使用。座席は2名ずつ向かい合せのオールボックスシートです。※客車内には暖房設備がありません。寒い時期には防寒対策をお願いします。 音 鉄道サウンドにも耳を澄ませてみてください。重々しい電気機関車のモーター音、レールの継ぎ目を通過する際のジョイント音をお楽しみください。SLの太い汽笛とはまた異なる、甲高いホイッスルの音が山間にこだまします。現在の静かな電車の対極です。 珍しさ ELが牽引する旅客列車は大変珍しく、日本全国を見渡してみても定期的に運転するのは大井川鐵道井川線の一部区間(長島ダム〜アプトいちしろ1.5キロ)と、黒部峡谷鉄道(富山県、20.1キロ、季節運転)の2路線だけ。大鉄本線は3路線目となります。黒部峡谷鉄道が運休期間に入ってしまう12月、EL牽引列車は当社の井川線と本線だけになります。2019(令和元)年12月、大井川鐵道に乗って、日本にあるEL牽引列車乗車の完全制覇なんていかが? やはり昭和 令和を迎えた今、昭和はひどく昔に思えます。大井川鐵道にはSL列車、昭和生まれの電車、そしてEL列車と昭和が満載。令和時代を生き抜くヒントは意外にも昭和文化の中にあるかも 4.1949年ごろの大井川鐵道 大井川鐵道は1925(大正14)年創立。1931(昭和6)年には金谷〜千頭の大井川本線が全通。敷設目的は大井川流域に計画された発電所やダムの建設資材・木材の搬出でした。1949(昭和24)年には増大する貨物輸送に対応するため、電化。この頃からELが牽引する列車や電車が走るようになりました。 5.遠方から大井川鐵道へお越しのみなさまへ 富士山静岡空港のご利用が便利です。本年7月20日、富士山静岡空港〜JR金谷駅〜新金谷駅を結ぶバス路線「富士山静岡空港アクセスバス金谷・SL新金谷線」が誕生。就航地〜大井川鐵道方面へのアクセスが飛躍的に向上しました。 ※詳細はこちら http://oigawa-railway.co.jp/ft/timetable からご確認いただけます。 |
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