ほりうち(ccbu8181) 2019-02-28 16:12:37 |
2019年2月28日 東海旅客鉄道株式会社 名古屋セントラル病院における最新医療機器の導入について 名古屋セントラル病院は、1919年4月に名古屋鉄道治療所として開院し、1982年に一般診療を開始して以来、地域医療に貢献してきました。このたび、更なる高度先進医療の提供を目指し、前立腺肥大症のレーザー手術に関する最新医療機器を導入し、これを使用した日本初の症例を獲得しましたので、お知らせします。 1.前立腺肥大症について ・前立腺は男性のみにある臓器で、膀胱から尿を排出する尿道の周囲に存在します。 ・通常はクルミほどの大きさですが、加齢とともに大きくなり、尿道を圧迫することなどにより、頻尿や残尿といった症状が出る疾患を前立腺肥大症といいます。 ・80歳代の男性の約90%に前立腺の肥大がみられます。 2.最新医療機器について ・当院は緑色可視レーザーを用いた前立腺肥大症の内視鏡治療の1つである光選択的前立腺蒸散術(PVP)を2005年に日本で最初に実施してから、約1,700例の経験があります。 ・2019年2月中旬に当院はPVP新機種(GreenLight XPS コンソールおよびGreenLight XPS (Moxy) ファイバー)を導入しました。緑色レーザーの出力性能の向上により患部を蒸散させるレーザーの照射面積が従来機種より50%広くなったことや専用ファイバーが改良されたことにより効率が向上し、手術時間の短縮が図られ、120グラム以上の巨大な前立腺肥大症にも対応できるようになりました。 ・2月26日(火)にこれを使用したPVPを実施し、日本における初症例を獲得しました。 |
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