ほりうち(ccbu8181) 2019-02-28 15:42:20 |
<参考> 鬼怒川温泉と東武鉄道について 鬼怒川温泉駅は、1919年に下野軌道「下滝(しもたき)駅」として開業しました。当時の下滝温泉は数軒の温泉宿が存在する湯治場でしたが、1927年に「鬼怒川温泉駅」に改称、1929年には当社が同駅に乗り入れを行ったことで利用客が増加しました。その後1943年に両社の合併を経て東武鉄道「鬼怒川温泉駅」となりました。 開発分野では、鬼怒川地区に大規模な宿泊施設(鬼怒川温泉ホテル)の建設を計画しましたが、地元の旅館はこれに圧倒されることを懸念して、反対を表明しました。しかし当時の社長であった根津嘉一郎は、地元の旅館が衰微した場合、これに対して全額補償をしてもよい、とまで言明し、同ホテルの経営を地元企業に委託、地元旅館に対して設備改善の費用を貸与するなど地元優先を貫き、鬼怒川地区の発展に尽くし、地元とともに歩んだ歴史があります。 近年では、地元の方々にご理解ご協力をいただき、2017年8月10日より鬼怒川線にてSLの復活運転を実施するなど、様々な施策で地元の方々とともに鬼怒川地区の活性化に努めています。 鬼怒川温泉駅100周年の歩みについて 1919年 3月17日 当時の下野軌道「下滝(しもたき)駅」として開業。 1922年 3月19日 「大滝(おおたき)駅」に改称し駅舎を移転。 新今市(現・JR 今市駅付近)〜藤原(現・新藤原駅)間の 電化運転開始。 1927年 2月19日 「鬼怒川温泉駅」に改称。 1943年 5月 1日 東武鉄道と下野電気鉄道が合併し、 東武鉄道「鬼怒川温泉駅」となる。 1949年 2月 1日 関東の私鉄として戦後初となる特急列車「鬼怒号」を 浅草〜鬼怒川温泉間で運転開始。 1960年10月 9日 1720系デラックスロマンスカー(DRC)就役。 1964年10月 8日 駅舎を現在の位置(下今市起点12.4km)に移転し、 営業開始。 1990年 6月 1日 100系スペーシア就役。 2005年 3月 1日 会津鉄道の快速列車「AIZUマウントエクスプレス」 の鬼怒川温泉駅乗り入れを開始。 2006年 3月18日 JR東日本との相互直通特急「(スペーシア)きぬがわ」 の営業運転開始。駅舎・駅前も改修される。 2012年 3月17日 駅ナンバリング「TN 55」を使用開始。 2014年 3月16日 発車案内メロディを「東武ワールドスクウェアテーマ ソング」をアレンジした曲に変更。 2017年 4月21日 500系リバティ就役。東武ワールドスクウェア駅の 開業に先立ち、駅ナンバリングを「TN 56」に変更。 2017年 8月10日 SL大樹が営業運転開始。 2019年 3月17日 鬼怒川温泉駅開業100周年。 以上 |
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