NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.4126 【JR四】12/26 2700系特急形気動車が完成・高松へ
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-11-26 22:04:42
           2700系特急形気動車の完成について

                          平成30年11月26日
                          四国旅客鉄道株式会社

 JR四国では、予讃線、土讃線、高徳線で使用している2000系特急形気動車の老朽取替のため、新製していた2700系特急形気動車が完成し、12月26日に高松運転所に到着しますのでお知らせします。

1 完成両数
  4両(Mc×2、Mc’×2)

2 車両の主な特徴

(1)デザイン
○デザインコンセプト
 2600系特急気動車を踏襲する、日本の伝統意匠をアレンジした 'Neo Japonism(ネオジャポニスム)’をデザインコンセプトとし、安らぎと先進性を合わせ持つ特急車両としました。
 特急列車が結ぶ香川−徳島・高知の地域性の表現を、カラーリングにも盛り込みました。

○エクステリアデザイン
 四国の豊かな自然に映えるディープレッドの車両とし、筆の流れに見立てた真紅の流線、「赤」から「金」への色彩のにじみ、「赤」と「緑」の残像配色で、”速さ”というエネルギーの軌跡を表現しました。
 徳島「阿波おどり」、高知「よさこい」の”情熱”を、ほとばしる「ディープレッド」の熱量として表現し、「オリーブ」をモチーフに香川をイメージした「グリーン」のラインと対比しました。

○インテリアデザイン
 デッキの扉面やシートモケットに伝統文様をアレンジしたデザインを施し、徳島が育んだ「ジャパンブルー」、高知から望む太平洋の「オーシャンブルー」で彩りました。

(2)客室設備
○腰掛は、背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニング機構を採用し、座り心地の向上を図っています。
 各座席にはコンセント・ドリンクホルダー・コートフック等を設置した他、モバイルパソコン等のご利用を考慮し、テーブルの大型化を図っています。

○バリアフリー整備ガイドラインを考慮した車内設備とし、車いす対応多機能トイレを設置しています。

○客室照明には、2600系特急気動車と同タイプのLED照明を採用し、消費電力の削減とメンテナンスの軽減を図っています。

○お客様に安心してご利用いただけるよう、車内に非常通報装置(SOSボタン)、防犯カメラを設置しています。

(3)車両性能
○最高運転速度は130km/hです。
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キャプション:
画像サイズ: 1024×728(31%表示)