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No.4102 (Re:4100) [別紙1-3]「京都日本画新展 2019」の概要
ほりうち(ccbu8181) 2018-11-21 22:39:07
[別紙1-3]

           「京都日本画新展 2019」の概要

1 事業の趣旨
 京都における日本画は、「京都画壇」として多くの人材を輩出し、今日に至っています。また、日本画の世界を通じて育った人材は、京都に伝来する美術、工芸、産業振興に広く深くかかわり、その基礎的部分を形成しています。
 「京都日本画新展」、そして「続(しょく)『京都日本画新展』」を通して、日本画を志す若手作家たちが、生き生きと日本画を描くことを応援し、その活躍の場のひとつを提供してまいりました。
 2018年度から、京都府、京都市、京都商工会議所が共催となり、「京都全体で本展に取り組む」ことをめざします。そして推薦委員には現在、芸術大学で教鞭をとられている方々を起用し、より幅広い、多様な出品者を期待します。また新たな審査委員を迎え、多角的な視野から作品審査を行います。
 伝統と文化、そして大学の街・京都の特性を最大限に生かし、引き続き、日本画を志す若手作家とともに、京都ならではの日本画展をめざします。

2 主催者等
○主催  西日本旅客鉄道株式会社、京都新聞
○共催  京都府、京都市、京都商工会議所
○協力  文化庁 地域文化創生本部
○後援  京都府教育委員会、京都市教育委員会、KBS京都、エフエム京都

3 運営体制
(1)推薦委員(50音順、敬称略)
 石股 昭   (奈良芸術短期大学教授)
 雲丹亀 利彦 (京都精華大学教授)
 大沼 憲昭  (嵯峨美術大学教授)
 川嶋 渉   (京都市立芸術大学教授)
 菅原 健彦  (京都造形芸術大学教授)
 西久松 吉雄 (成安造形大学名誉教授)
 村居 正之  (大阪芸術大学教授)
 ※出品作家の推薦は2018年3月下旬に行ないました。

(2)審査委員(50音順、敬称略)
 太田垣 實  (美術評論家)
 國賀 由美子 (大谷大学文学部教授)
 野地 耕一郎 (泉屋博古館分館長)
 畑 智子   (京都文化博物館学芸課長)
 森口 邦彦  (友禅作家、重要無形文化財保持者)
 山田 諭   (京都市美術館学芸課長)

4 企画概要
(1)参加概要
○原則として、京都を中心に活動している、あるいは京都にかかわりの深い概ね25歳から45歳の日本画家を対象に、推薦委員が出品依頼候補者を選出し、本人の参加意思を確認の上で出品を要請、今回は40名が出品。

<参考>「京都日本画新展」出品作品数
    第1回 37名、第2回 38名、第3回 37名、第4回 37名、第5回 38名
    続「京都日本画新展」
    第1回 39名、第2回 38名、第3回 38名、第4回 38名、第5回 39名

○出品依頼候補者の選出に当たっては、京滋の美術系大学を中心として、日本画の継承に尽力する現場教員などと情報交換の機会を得て、推薦対象を積極的に拡大。
○大賞1点(表彰楯と賞金50万円)、優秀賞1〜2点程度(表彰楯と賞金20万)、奨励賞・京都府知事賞、奨励賞・京都市長賞、奨励賞・京都商会議所会頭賞(いずれも表彰状)を選出。※出品者全員に奨励金として5万円支給。

(2)作品の条件
 テーマは自由。各1人1点のみとし、未発表作品に限る。
 1点の大きさ  80号M(1455o× 894o)以上
        100号S(1620o×1620o)程度 ※額縁は70o以内とする

(3)作品の発表
@美術館「えき」KYOTO での作品展
【実施期間】2019年1月25日(金)〜2月4日(月) 計11日間
 JR京都駅ビル内の美術館「えき」KYOTOで作品展を開催。
 ※作品展には推薦委員にもご出品いただきます。
Aホテルグランヴィア京都での作品展
【実施期間】2019年2月6日(水)〜4月11日(木)
 ※一定期間での展示替えを実施(推薦委員の作品は除く)
BJR西日本発行物、京都新聞紙面で作品紹介

5 事務局
 京都新聞COM事業局事業部 〒604-8567京都市中京区烏丸通夷川上ル
 TEL:075(255)9758/FAX:075(255)9763(平日の午前9時30分-午後5時30分
 作品の画像を希望される方は、事務局にお問い合わせください。



[参考]

「京都日本画新展 2019」開催にあたり、以下の特別企画を予定しています。

(1)「京都日本画新展 in 二条城〜100人の画家・嵯峨野線を旅して〜」
 世界遺産 元離宮 二条城において、「京都日本画新展」および、「続『京都日本画新展』」出品者による作品展示(2019年2月16日〜3月3日開催予定)
 ※別途広報予定

(2)「京都日本画新展 記念シンポジウム
 日本画の未来・京都の役割〜in 先斗町歌舞練場〜」
 日時:2019年1月19日(土)午後2時〜午後4時
 場所:先斗町歌舞練場
 パネリスト:原田マハ(小説家)、野地耕一郎(泉屋博古館分館長)ほか
 コーディネーター:田島達也(京都市立芸術大学教授)

(3)「京都新聞総合研究所 提携講座 もっと知りたい! 京都のミュージアム」
 「京都日本画新展」に過去出品し、異なる個性をもつ作品で活躍する若手日本画家 3人を招き「日本画の魅力」について考えていきます。
 日時:2018年12月17日(月)午前10時30分〜正午
 場所:佛教大学四条センター

(4)京都デスティネーションキャンペーン「第53回京の冬の旅」
 今年のテーマを「京都にみる日本の絵画」とし、特別公開やイベントを実施