NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.3774 【JR海】2018年度地震防災訓練の実施について
ほりうち(ccbu8181) 2018-08-30 21:00:38

                          2018年8月30日
                          東海旅客鉄道株式会社


        2018年度 地震防災訓練の実施について


 当社では、防災週間中の8月31日(金)を中心に、地震防災訓練を全社的に実施いたします。南海トラフ地震やそれに伴う津波を想定した情報収集の訓練や駅間に長時間停車した列車や脱線した列車からのお客様の避難誘導訓練などの実践的な訓練を行います。

1.訓練日
 8月31日(金)を中心とした期間

2.主な訓練内容(詳細別紙)
(1)対策本部運営訓練、情報収集訓練
・対策本部を設置し運営するブラインド型訓練
 ※ブラインド型訓練:事前に進行やシナリオを与えない実践的な訓練
・通常の連絡手段が使用できない状況を想定し、衛星携帯電話・衛星通信システム等を活用して被災状況を収集、伝達する訓練

(2)避難誘導訓練
(新幹線)
・駅間に長時間停車した列車から、乗務員と工務系社員等が協力してお客様を降車・避難誘導する訓練
(在来線)
・津波発生を想定し、列車からお客様を降車・避難誘導する訓練
・地震により駅間で脱線した列車から、お客様を降車・避難誘導する訓練
(新幹線・在来線共通)
・主要駅構内における、お客様への情報伝達および避難場所まで誘導する訓練

(3)災害復旧訓練
・脱線した車両を復旧する訓練
 ※タブレット端末を、現地の被災状況報告に活用(今年度の訓練から実施)
・沿線設備被災状況の確認および復旧する訓練
・応急復旧資材の確認および使用する訓練

3.参加人員
 約12,300人



                                 [別紙]

主な訓練内容
                      ※写真は昨年の訓練の様子です

(1)対策本部運営訓練、情報収集訓練
<対策本部運営訓練>
 対策本部を設置し、対策本部運営のシミュレーションおよび各所における情報収集訓練を実施。

<情報収集訓練>
 被災により通常の連絡手段が使用できない状況を想定し、衛星携帯電話、衛星通信システム等の代替通信手段を活用した情報収集訓練を実施。

(2)避難誘導訓練
新幹線<駅間での避難誘導訓練>
 列車が駅間に長時間停車した状況を想定し、ご乗車のお客様を避難場所まで安全に誘導する訓練を三島車両基地内で実施。

在来線<津波発生時の避難誘導訓練>
 清水駅、焼津駅、尾鷲駅、紀伊長島駅等の津波危険予想地域内の駅で、津波を想定した避難誘導訓練を実施。

(3)災害復旧訓練
新幹線<応急復旧機材の使用訓練>
 施設・電気現業機関にて、安全確認に必要な軌道用自動自転車や緊急自動車の取扱訓練を実施。

在来線<脱線復旧訓練>
 車両区構内にて、地震により踏切内で脱輪した自動車と列車が衝撃したとの想定で、自動車運転手の救出と脱線した車両の載線を行う復旧訓練を実施。


参考)在来線運転士が使用するタブレット端末
 脱線復旧訓練にて現地の被災状況報告に活用
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 主な訓練内容
画像サイズ: 811×1004(39%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 在来線運転士が使用するタブレット端末※画面内の写真はイメージです
画像サイズ: 448×334(71%表示)