NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.3540 【JR海】紀勢本線阿野田踏切で遮断不良
ほりうち(ccbu8181) 2018-07-02 22:24:56

                           2018年7月1日
                          東海旅客鉄道株式会社


       紀勢本線 阿野田踏切におけるしゃ断不良について


 紀勢本線 亀山駅〜下庄駅間を走行中の下り普通列車の運転士が、同区間内の阿野田踏切の手前で、しゃ断桿が降下していないことを認めたため、緊急停止手配をとり、先頭車両の一部が踏切内に進入した状態で停車しました。

1.発生日時 2018年6月30日(土)8時25分頃

2.発生場所 紀勢本線 亀山駅〜下庄駅間 阿野田踏切
       (第1種:遮断機・警報機つき)
       ※阿野田(あのだ)踏切:三重県亀山市

3.概況
・紀勢本線 亀山駅〜下庄駅間を走行中の下り普通列車(亀山駅8:23発、伊勢市駅9:56着、4両編成、乗車約80名)の運転士が、同区間内の阿野田踏切の約200m手前で、しゃ断桿が降下していないことを認めたため、緊急停止手配をとり、先頭車両が約1m踏切内に進入した状態で停車しました。
・なお、故障検知機能が動作したため、踏切の警報機は当該列車が踏切内に進入する前から作動していました。
・その後、当該列車の運転士は踏切のしゃ断桿が降下したことを認め、安全確認を行ったうえで、運転を再開しました。
※当該列車に乗車されていたお客様にお怪我等はありません。
※当該列車が踏切内に進入した際に、運転士が踏切内および付近に通行人や自動車がいなかったことを確認しております。

4.原因
・踏切に接近した列車に反応してしゃ断桿を動作させる制御回路が、一時的に機能しなかったためと考えられますが、詳細は調査中です。
※その後、関係機器の取替を実施し、踏切が正常に動作していることを確認しています。