NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.3408 【JR西】2023年春、和歌山線に無線式ATC導入
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-05-23 23:51:35
News Release                    JR西日本

                          2017年5月23日
                         西日本旅客鉄道株式会社
                        http://www.westjr.co.jp/


 2023年春より和歌山線橋本駅〜和歌山駅間に無線式ATCを導入します


 JR西日本は「JR西日本技術ビジョン」(2018年3月22日付)において、無線式ATCの導入を公表しました。
 この度、目指す未来へ向けて、無線式ATCを2023年春より和歌山線橋本駅〜和歌山駅間に導入することを決定しました。当社の在来線においては、初めてのATCの導入となります。

1.概 要
 無線式ATCは、連続的な無線通信によって、各列車の位置を検知し、前方列車の位置を把握して、後方列車を自動的に適正な速度に減速させ、列車間の安全な間隔を確保する保安システムです。

2.特 徴
(1)運転支援機能の充実
 連続的な無線通信によって、踏切での自動車の立ち往生などの異常時や、大雨や地震などの自然災害に伴う急な速度規制の際に、その情報を列車に送信し、ブレーキを自動で作動させることで、運転支援機能が充実します。

(2)地上設備のシンプル化
 情報の伝送を地上子・ケーブルから無線への置き換え、信号の地上から車内への置き換えが可能となることから、地上設備をシンプル化することができます。これらにより、メンテナンス性を向上させ、将来にわたって持続可能な鉄道システムを目指します。

3.導入計画
(1)導入時期
 2023年春に一部列車に対して導入開始し、2024年春に全列車に対して導入完了予定
(2)導入区間
 和歌山線橋本駅〜和歌山駅間(42.4km)
(3)導入車両
 和歌山線用227系に無線式ATCの車上装置を搭載
撮影日:
撮影場所:
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画像サイズ: 488×500(66%表示)