ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-05-10 23:29:24 |
○プロジェクト名
せとうちパレットプロジェクト パレットは、そこに置かれた色と色を混ぜ、新しい色をつくる場所です。地域と弊社との連携、鉄道事業と創造事業との連携や、既存の素材に新たな視点を掛け合わせることによって、新たな魅力を生み出していきたい、という思いを「パレット」という言葉で表現しています。 ○プロジェクトロゴ *伊藤注:添付画像をご覧下さい。 置かれた色と色を混ぜ、そこになかった新しい色をつくる「パレット」の形をモチーフに、文字の周囲には「瀬戸内海の島々」をあしらっています。 柔らかな印象のフォントや、鮮やかなグラデーションは、瀬戸内の魅力が混ざりあいながらカラフルに変化していく様子を表現しています。 このロゴマークは、本プロジェクトの取組みをPRする際に広く使用します。 ┌───┐ │具体例│ └───┘ @せとうち島たびクルーズ 瀬戸内エリアでの広域周遊ルート構築と地域の魅力発信を目指して、瀬戸内海に点在する観光地間を結ぶクルーズ船を試行しています。 ○弊社と瀬戸内海汽船株式会社が共同で企画し、とびしまエリアの人気の島をめぐる旅行商品として発売しています。 ○広島・呉から竹原へ向かう東向き航路、しまなみ海道・生口島の瀬戸田から呉・広島へ向かう西向き航路の2パターンを設定しています。 ・運行日 2018年3月1日(木)〜6月10日(日)の間の31日 ・使用船舶 高速船「はやしお」 ・立ち寄り観光地 【御手洗(大崎下島)】有名なCMやドラマのロケ地も点在する歴史情緒にあふれたエリアです。 【大久野島】700羽以上のウサギが生息する、国内外で人気の島です。 Aハローキティ新幹線 瀬戸内エリアの山陽新幹線各駅に停車する「こだま」の魅力向上と、地域活性化を目指して、500系新幹線1編成を「ハローキティ新幹線」として、2018年夏から運行します。 ○株式会社サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」とコラボレーションします。車両は、「つなぐ」「結ぶ」という思いが詰まったリボンをモチーフにしたデザインです。 ○1号車では、西日本の地域を期間限定でご紹介します。2018年10月頃より山口県をご紹介する予定です。山口県のハローキティもPRをお手伝いします。 ※岡山県、広島県のハローキティも登場予定です。 B観光列車、「新たな長距離列車」 山陽新幹線拠点駅と観光地を結び、周遊ルート構成と地域活性化を目指して観光列車を運行しています。また、京阪神と瀬戸内エリアを結ぶ「新たな長距離列車」の運行を計画しています。 ○La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ) 2016年春にデビューした、瀬戸内を旅するアートな2両編成の観光列車です。旅に必要なモノとコトが揃った旅の道具箱(トランク)をテーマに、車内には、現代アート作品、旅にまつわる書庫やサイクリングに使用する自転車をそのまま搭載可能なサイクルスペースを設置しています。アートな島々への玄関口「宇野」、しまなみ海道へ続く坂の街「尾道」、古き良き文化の町「琴平」へ運行しています。 ○瀬戸内マリンビュー 2005年秋にデビューした、2両編成の観光列車です。丸窓等、客船のキャビンをイメージした車内から、瀬戸内海の多島美を満喫できます。指定席はゆったりしたボックスシートとソファーシートが設けられており、列車に揺られながらクルージング気分も味わえます。 ○新たな長距離列車 鉄道の強みを活かした地域と一体となった観光振興推進の一環として、シニア世代をはじめとする幅広い世代や訪日観光の方々に、「TWILIGHTEXPRESS瑞風」とは異なり、気軽にご利用頂いて西日本各地の魅力に触れることができる列車を計画しています。2020年の夏までには運行を開始する予定です。 C拠点駅開発 周遊観光ルートの拠点として、また地域の魅力の発信の場として、主要駅の開発を行います。 ○尾道駅開発 ・瀬戸内エリアを周遊されるお客様の新拠点として、また地域の魅力発信の場、地域の皆様の交流の場としてご利用いただけるよう、初代駅舎(1892年(明治25年)当時)の「おもむき」や「まちの風情」を取り入れながら尾道駅の建て替えを行っています(2018年度末開業予定)。 ・新駅舎1階には、尾道を訪れるお客様向けに尾道市と共同で観光案内所を設置します。また2階には、尾道水道を一望できる眺望デッキを配し、お客様に安らぎとくつろぎの空間を提供します。 ・商業施設には、サイクリストや、瀬戸内エリアを周遊に訪れるお客様をターゲットにした店舗が入店し、しまなみ海道の玄関口としてのにぎわいを創出します。1階には、レンタサイクルも可能な テイクアウト主体のカフェや、大衆酒場、お土産も販売するコンビニエンスストアが開業します。2階には、宿泊施設や、洋食喫茶と物販店舗が入店します。 ○広島駅開発 ・瀬戸内エリアの拠点駅の中で最もご利用者数の多い広島駅で、様々なお客様が行き交い交流していただくことで広島の魅力を全国に発信するため、新たな商業施設「ekie」をはじめ改札内にもお土産店や飲食店のゾーンを開発しています。 ・線路上空エリアでは、ekieにおいて「ザッカマルシェ」をテーマとし、“思わず手に取りたくなる楽しさのある雑貨”や“多様なニーズに対応するコスメ”、また選りすぐりのスウィーツ等こだわりの商品を取り揃え、地域のお客様や国内外から観光等でお越しになるお客様に、より一層満足いただけるエリアとしています(2017年10月開業)。また改札内でもお土産店やクイック飲食を揃え、お急ぎのお客様に対する利便性も向上させています。 ・高架下エリア1階には定番のお好み焼き等に加え新たなご当地人気メニューも取り揃えた、質・量ともに広島グルメナンバーワンの飲食店が集積しています(2018年3月開業)。2階の陸の玄関口である新幹線改札口の目の前では、地域の魅力の詰まった土産売り場や様々なシーンでお楽しみいただけるクイック飲食ゾーンを展開予定です(2018年秋開業予定)。 D宿泊施設の展開 お客様の多様なニーズに対応し、地域の特性を活かした、新しい形態の宿泊施設を展開します。 ○サイクリスト向け宿泊施設 「サイクリストの聖地」として世界的に名を馳せている瀬戸内しまなみ海道の起点・尾道の玄関口である尾道駅で、駅の開発に合わせてサイクリスト向けホステルタイプの宿泊施設を整備します(2018年度末開業予定)。 ○古民家を活用した宿泊施設 古い街並みの再生や歴史的建造物を活用した宿泊施設を瀬戸内エリアにおいても展開します。これらの取り組みを通じて、瀬戸内エリアの観光活性化、地域の活性化を目指します。 E商材開発、販路の開拓 魅力のある商品の開発や販路構築・拡大を行うことで、地域の発展及び誘客に寄与します。 ○オイスターぼんぼん 大崎上島の塩田跡でノロウィルスの付き難い生食用の牡蠣を養殖、販売しており、今後「牡蠣といえば『オイスターぼんぼん』」と全国の皆様に思っていただけるブランドに育て上げます。 ○EVERYTHING FROM.JP 地域ならではの良品(食料品及び工芸品等)の発掘、プロデュースを行い、ネットを通じて海外向けに情報発信・販売を行っています(国内向けにも販売しています)。 ※代表的な商品「熊野筆(化粧ブラシ)」「児島デニム」(販売中) 「瀬戸ジャイアンツ(マスカット)」(6月中旬より販売予定) Fしまなみ海道サイクリング×○○ 「地域共生企業」としての鉄道事業者の役割は、地域と地域を結ぶキャリアに加えて、地域の一員として魅力の発掘や基盤の整備に参画していくことがあると考えています。 観光誘客で弊社が従来から展開している手法は、地域の素材を旅行会社が商品化して、弊社がプロモーションを実施するという仕組みですが、今回のプロジェクトにおいては、地域の素材開発に弊社も主体的に関わり、「新たな視点」を掛け合わせて、地域が有する魅力を拡張することを目指します。 地場産業等の活用により地域を活性化すべく、地域主体のイベントや地域が有するモノ・コトを磨いて、その魅力を拡張する複数の取組みを継続的に実施します。 ○「サイクリストの聖地」として世界的にも知られている尾道を中心に、地域等と連携してサイクリングの魅力を拡張する取組みを進めていきます。 ○サイクリング×ギネス世界記録Rチャレンジ ギネス世界記録で地域を活性化する『町おこしニッポン』等に取り組んでいるギネスワールドレコーズと連携して、2018年秋にしまなみ海道やサイクリングにちなんだギネス世界記録挑戦イベントを開催予定です。 ※ギネス世界記録Rはギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です。 ○サイクリング×サイクルトレイン 2018年10月28日(日)に開催される「サイクリングしまなみ2018」に合わせて、福山駅〜尾道駅間で自転車といっしょに乗車可能なサイクルトレインの運転を計画しています。参加される方々がサイクリングを思う存分楽しめるよう、鉄道事業者としてのサポートを充実させます。 ○サイクリング×観光列車 瀬戸内エリアで開催されるサイクリングイベントに合わせて、車内にサイクルスペースが設置されている観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」の運行を計画しています。サイクリングと観光列車の組み合わせにより、新しいしまなみ海道の魅力を創出します。 ○サイクリング×サイクルシップ 2018年10月28日(日)に開催される「サイクリングしまなみ2018」に合わせて、新たにサイクルシップが就航します。このサイクルシップは、株式会社瀬戸内チャーターが新たに購入するもので、同社には株式会社JR西日本イノベーションズ(※)が出資しており、運航はしまなみエリアで複数の旅客航路を持つ株式会社瀬戸内クルージングが担当します。これ以降も、尾道〜瀬戸田航路(定期航路)の運航や貸切チャーター船としての活用を計画していきます。 ※西日本エリアをはじめとする地域の活性化と当社グループの持続的成長をめざし、ベンチャー企業等との出資・提携を推進するコーポレート・ベンチャー・キャピタル(2016年12月設立) |
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