NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.333 【JR東海】東海道新幹線総合事故復旧訓練の実施について
ほりうち(ccbu8181) 2015-10-23 22:18:19
平成27年10月22日
東海旅客鉄道株式会社

          東海道新幹線総合事故復旧訓練の実施について

 大規模災害の発生を想定し、迅速なお客様救済及び復旧体制の確立、関係会社を含めた社員の技術力向上と若手社員への技術継承、運輸・車両・施設・電気の各系統社員が一丸となった連携の確立を目的に、東海道新幹線総合事故復旧訓練を実施いたします。

1.日時  平成27年11月25日(水) 10時00分〜16時30分

2.場所  東海道新幹線 三島車両所

3.参加人員  約1,200名

4.主な訓練内容(全訓練34項目)
(1)大規模災害時の復旧を想定した訓練

 ○脱線復旧訓練
  新幹線電車が脱線したことを想定し、油圧ジャッキにて車体を載線させる訓練を行います。

 ○軌道モーターカー脱線復旧訓練
  作業時間帯に自然災害で保守用車が脱線したことを想定し、載線用油圧ジャッキ及びクレーン車を用いて載線させて、復旧した保守用車を基地まで回送する流れを再現し、異常時の対応方法を訓練します。

 ○台棒によるど−ム仮支持訓練
  地震により電化柱が損傷したことを想定し、列車を最徐行にて通すことができるように鋼管台棒を使用して仮復旧作業を実施します。


(2)お客様を救済するための訓練(下線部は今回初めての訓練です)
 ○避難誘導訓練及び保守用車を使用したお客様救済討訓練
  列車火災が発生したことを想定して、車内換気や非常用脱出梯子の設置を行います。また、お客様を車外へ誘導し、保守用車を使用して救済する訓練を行います。この訓練は、今後車両に搭載予定の、携帯用担架や乗務員用の防煙マスク等の備品を実際に用いて行います。

 ○不測の事態対応訓練
  列車に乗り合わせた社員が緊急事態に遭遇した場合に備え、管理部門の社員を対象に、お客様の避難誘導や救護活動など、乗務員と協力して対応できるよう各種取扱いを訓練します。

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