ほりうち(ccbu8181) 2017-08-03 00:26:17 |
平成29年8月2日
東海旅客鉄道株式会社 新幹線車両検修データの一元化による車両品質の向上について 東海道新幹線車両の検査や修繕(以下、検修という)のデータは、現在2つのシステムで管理していますが、今回、システムを統合するとともに、車両の走行中に得られるデータ(以下、車両データ)も加え、車両に関する全てのデータを一元管理します。 また、新幹線の検修において初めてタブレット端末を導入し、紙の帳票類で管理していた検修データをすべて電子化します。 これらにより、車両品質の一層の向上を図り、東海道新幹線の安全・安定輸送を確保します。 1.システム統合の効果(別紙1、2参照) (1)検修データは、仕業検査、交番検査、台車検査を管理するシステムと全般検査を管理するシステムを使用していますが、これらを統合します。 (2)統合したシステムに、車両データを加え一元管理します。 これらにより、車両に関する全てのデータを一体的に管理・分析することが可能になります。得られた分析結果をもとに、検査内容や検査周期の最適化を目指します。 2.タブレット端末の導入による効果 (1)データ入力における信頼性向上(別紙3参照) ・重要部品の状態を撮影して画像で記録します。 ・一部の作業では、作業員が検査し、結果を声に出すと、音声を認識してその内容をタブレット端末に自動で入力します。 ・車両の機器や部品にQRコードを取り付け、タブレット端末で読み取ることで、機器や部品の情報を自動で入力します。 (2)検修データの管理における信頼性向上 ・検修データの結果確認を自動化することで検査の品質を向上するとともに、4000枚を超える紙の帳票類を削減します。 3.導入時期、工事費 平成31年4月(予定)、約20億円 |
|
|