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No.178 (Re:175) [別紙3]無道床橋りょう部における可動式タイプレートの導入
ほりうち(ccbu8181) 2015-08-27 19:01:49
[別紙3]
○無道床橋りょう部における可動式タイプレートの導入
 ・今回、脱線・逸脱防止対策の施工に合わせ、無道床橋りょう部のレール固定部材(タイプレート)を、技術開発した可動式に取り替えます。
 ・従来必要であったねじくぎの打ち替え作業を省略できることで、まくらぎの強度低下を防ぐとともに、メンテナンスを効率的に行うことに寄与します。
  ※なお、無道床橋りょう部における今回の技術開発は新幹線初の施工であり、(株)関ヶ原製作所様と特許を取得しております。

【タイプレートの構造】
 ・タイプレートは、ねじくぎによりまくらぎと固定されている。
 ・無道床橋りょう上のレールの位置を調整する場合には、タイプレートのねじくぎを打ち替える作業が必要。
  ※ねじくぎの打ち替え作業とは、ねじくぎの引き抜き、補修剤等による穴埋め、ねじくぎ穴のあけ直し、ねじくぎの打ち込みといった一連の作業のこと。

【技術上の課題】
 ・繰り返しの位置調整によりまくらぎの強度が低下する、また、位置の微調整が難しいという課題を解決するために、技術開発を進めてまいりました。

【解決策】
 ・タイプレート上のねじくぎ穴を楕円形とし、かつ、上下の部材(ラック)のかみ合わせによる位置の微調整が可能な可動式タイプレートに取り替えます。

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キャプション: 無道床橋りょう部における可動式タイプレートの導入
画像サイズ: 731×424(44%表示)