NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.1744 【JR西】2/19- 山陽新幹線で新ATC使用開始
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-02-15 22:51:50
News Release                    JR西日本
                          平成29年 2月15日
                          西日本旅客鉄道株式会社


     山陽新幹線における新ATCの使用開始について


 山陽新幹線の新ATCの導入については、中期経営計画の事業戦略「新幹線を高める」取り組みの一つであり、平成22年度から設備の更新工事と合わせて準備を進めてまいりました。
 この度、導入に向けた工事が完了し、使用開始の目処が立ったことから2月19日(日)の始発列車より、新ATCの運用を開始いたします。

1.新ATCの特徴
 現在のATCは、停止位置に対して段階的にブレーキ制御を行い、列車を減速させていましたが、新ATCでは、停止位置に対して一段でブレーキ制御を行うことができるため、滑らかな減速が可能となります。

※ATC(自動列車制御装置):「Automatic Train Control」の略
先行列車との間隔及び進路の条件に応じて、車内に列車の許容運転速度を示す信号を現示し、その信号の現示に従って、列車の速度を自動的に低下する機能を持った装置のこと。

2.使用開始区間
 山陽新幹線新大阪駅〜博多駅間(博多南線含む)

3.使用開始日
 平成29年2月19日(日)始発列車より使用開始(予定)

4.導入効果
(1)スムーズなブレーキ制御による乗り心地の向上(別紙参照)
(2)所要時間の短縮(※平成29年3月4日ダイヤ改正より反映) 

[新ATC導入とダイヤの見直しを加味した効果 ]
 のぞみ111号、113号(東京発広島行き)・・・新大阪〜広島間6分短縮
 こだま747号(岡山発博多行き)     ・・・岡山〜博多間38分短縮

5.その他
 山陽新幹線の新ATC使用開始により、東海道・山陽・九州の全線が同じ制御方式による運転となります。
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