NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.239 【JR東海】東海道新幹線 N700系乗降扉下部保護板の落失原因と対策について
ほりうち(ccbu8181) 2015-09-15 23:07:25
平成27年9月15日
東海旅客鉄道株式会社


  東海道新幹線 N700系乗降扉下部保護板の落失原因と対策について


1.発見日時 平成27年9月8日(火) 13時20分頃

2.発見場所 JR東海 東京仕業検査車両所
       (住所:東京都品川区八潮)

3.概況
・東京仕業検査車両所にて、清掃作業中にN700系車両の乗降扉下部の保護板が無くなっていることが発見されました。
・当該部品については、9月11日(金)に山陽新幹線管内 新倉敷駅〜福山駅間の金光(こんこう)トンネル内で発見されました。
・発見された保護板には、4本の取付ビスとインサートナット(※)が取り付いた状態でした。
 ※インサートナット:アルミ等の金属に開けた穴に挿入して使用するナット

4.原因
 車両新製時、車両メーカーの穴開け工具の管理不良により、インサートナットの挿入穴を大きく加工したことで締結不良になったためと考えられます。
 (別紙参照)

5.対策 新たに2点の取付ビスを追加し、締結構造を強化します。
     (平成27年度末までに実施)

6.その他
・東海道新幹線全133編成(N700A:22編成、N700系:81編成、700系:30編成)の点検を終了しました。
・保護板の脱落はありませんでしたが、インサートナットの浮き上がりを1箇所発見しました。
・対策実施にあたり、一部編成の保護板を先行して取り外します。
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 対策
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撮影日:
撮影場所:
キャプション: 別紙
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