NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.1426 【JR東海】東海道新幹線 総合事故復旧訓練を実施
ほりうち(ccbu8181) 2016-10-21 18:44:24
平成28年10月20日
東海旅客鉄道株式会社


         東海道新幹線 総合事故復旧訓練の実施について


 大規模災害の発生を想定し、迅速なお客様救済及び復旧体制の確立、運輸・車両・施設・電気の各系統社員が一丸となった連携体制の確認、関係会社を含めた社員の技術力向上と若手社員への技術継承を目的に、東海道新幹線総合事故復旧訓練を実施いたします。

1.日時 平成28年11月30日(水) 10時00分〜16時30分

2.場所 東海道新幹線 鳥飼車両基地 (住所:大阪府摂津市安威川南町)

3.参加人員 約1,200名

4.主な訓練内容(全訓練36項目)
(1)大規模災害時の復旧を想定した訓練(別紙1)

@カント区間における保守用車の脱線復旧訓練 ⇒初実施
 作業中に地震が発生したことにより、保守用車がカント区間で脱線をしたことを想定し、復旧作業を行います。
 ※カント:曲線区間において外側レールを内側より高くした状態のこと
A保守用車による救援連結訓練
大規模災害により、自力走行不能となった列車を救援するために、保守用車と連結させるための連結器を列車に装着し、保守用車との連結を行い牽引します。
B損傷した電化柱の応急処置訓練
地震により電化柱が損傷したことを想定し、その区間を列車が走行できるように、鋼管を使用して梁を応急的に支える仮復旧作業を行います。

(2)お客様を救済するための訓練(別紙2)

@避難誘導訓練
 スモークマシンで車内に煙を滞留させ、列車火災時の車内状況の確認と、乗車中の社員が率先して避難誘導できるように訓練を行います。また、歩行困難のお客様を車内搭載の担架で線路に降車いただく訓練を行います。

A新幹線列車による救援連結訓練
 災害や故障のため自力走行不能となった列車を、他の列車で救援する連結訓練を行います。なお、車両系統社員の緊急出動により、連結する作業は乗務員と車両系統社員が協力して実施し、連結後は実際に走行します。

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 別紙1
画像サイズ: 1024×759(31%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 別紙2
画像サイズ: 1024×753(31%表示)