NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.1727 【東武】2/16より亀戸線に昭和30年代試験塗装車両リバイバルカラー車
ほりうち(ccbu8181) 2017-02-09 17:25:42
TOBU NEWS 
2017年1月25日

昭和の一時期、4両のみ走っていた珍しいカラーをイメージ!

          2月16日(木)より亀戸線で昭和30年代の
     試験塗装車両をイメージしたリバイバルカラー車両を運行します!

        〜同日、運行開始にあわせて、出発式も実施します〜

東武鉄道株式会社

 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、亀戸線(曳舟〜亀戸)および周辺の下町エリア活性化を目的として、2月16日(木)より昭和30年代の一時期に採用されていた、グリーン色の車体に白色系の帯を締めたカラーリングをイメージしたリバイバルカラー車両(8000系車両)1編成の運行を開始します。

 これは、昨年運行を開始した昭和30年代の「標準色」のカラーリングを再現したリバイバルカラー車両(インターナショナルオレンジ色の車体にミディアムイエロー色の帯)が好評であることから、今年は第2弾として、同時期に運行していた他のカラーリング車両をイメージし、運行するものです。今年のリバイバルカラー車両は、昭和30年代に試験塗装車両として、わずか4両のみに塗装され運行していたものをイメージした非常に珍しいものです。
 また、同車両運行初日の2月16日(木)には、亀戸線沿線の幼稚園児を招待し、亀戸駅にて出発式を開催します。

 亀戸線は、東京スカイツリータウン(R)が近隣に所在し東京23区内を走る路線でありながら、2両編成で運行している、どこか懐かしい雰囲気を感じる下町情緒あふれる路線として、沿線のお客さまをはじめ多くのお客さまに親しまれています。昭和30年代のリバイバルカラー車両2編成が運行する亀戸線で、下町の魅力を再発見しに出かけてみませんか。
 詳細は別紙のとおりです。



<別紙>

亀戸線 昭和30年代の試験塗装車両をイメージしたリバイバルカラー車両の運行等について

1 使用車両・運行区間など
(1)使用車両 8000系車両(8568編成・2両)1編成
(2)再現方法 塗装
(3)運行期間 2017年2月16日(木)より当面の間
(4)運行区間 亀戸線(曳舟〜亀戸)
 ※車両運用の都合上、運行しない日があるほか、大師線(西新井〜大師前)で運行することもあります。
 ※運行区間、運行時刻については当社線各駅(東上線を除く)または東武鉄道お客さまセンターTEL03-5962-0102(営業時間8:30〜19:00年中無休・但し年末年始を除く)にお問い合わせください。
 (当日分のみ。なお変更となる場合がございますのでご了承ください。)

2 出発式について
(1)日時  2017年2月16日(木) 13:35〜14:20
(2)場所  亀戸線 亀戸駅2番ホーム
(3)出席者
  あづま幼稚園(最寄:亀戸線 小村井駅)に通う幼稚園児 約30名(予定)
  東武鉄道株式会社 営業部 スカイツリーライン営業支社長 高橋 健一(たかはしけんいち)
  東武鉄道株式会社 亀戸駅長 落合 正士(おちあいまさし)
(4)内容
 亀戸線沿線の幼稚園に通う5名の代表幼稚園児(当社の制服を着用)と一緒にリバイバルカラー車両の前でフォトセッションと亀戸駅長による出発指示合図の掲出を行う出発式を行うほか、リバイバルカラー車両へ幼稚園児に乗車していただき、車内でイベントを行います。

以上


<参考>
今回運行を開始する、昭和30年代の試験塗装車両をイメージしたリバイバルカラー車両等について

1 配色
 グリーン色の車体にジャスミンホワイト色の帯
 ※当時はグリーン色の車体にサブウェイクリーム色の帯でした。
2 走行開始
 昭和33(1958)年頃〜
3 塗装された車両
 7860型 4両(車体長20mの通勤車両)
4 経緯など
 昭和33(1958)年に通勤型車両7860型車両を新造した際、それまで茶系で統一されていた通勤車両のカラーリング変更が検討され、数種類の案の中から当社社員や鉄道友の会会員の方による投票が行われました。その数種類の案の一つがグリーン色の車体にサブウェイクリーム色の帯を締めたカラーリングの試験塗装車両であり、わずか4両のみに塗装され運行していましたが、その後、最終的にインターナショナルオレンジ色の車体にミディアムイエロー色の帯を締めたカラーリングが通勤車両の「標準色」として決定され、姿を消しました。今回、当時の車両をグリーン色の車体にジャスミンホワイト色の帯でイメージしています。
5 昭和30年代の「標準色」について(インターナショナルオレンジ色の車体にミディアムイエロー色の帯)
 上述の通り、昭和33(1958)年に通勤型車両7860型車両が新造された際、通勤車両のカラーリング変更が検討され、投票のほかメンテナンス効率などを考慮し、最終的にインターナショナルオレンジ色の車体にミディアムイエロー色の帯を締めたカラーリングが通勤車両の「標準色」として決定されました。
 その後通勤車両はこの「標準色」に順次統一を行っていきましたが、昭和36(1961)年7月に車体カラーリングをツートンカラー(オレンジ色とベージュ色)とした地下鉄日比谷線乗り入れの2000系車両の新造を契機に、他の通勤車両もツートンカラーに塗色変更を行うこととなり、この「標準色」カラーリングの通勤車両は昭和39(1964)年頃、姿を消したと言われています。

以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 今回運行開始する、昭和30年代の試験塗装車両をイメージしたリバイバルカラー車両 ※グリーン色の車体に白色系(ジャスミンホワイト)の帯
画像サイズ: 180×176(原寸表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 今回運行開始する、昭和30年代の試験塗装車両をイメージしたリバイバルカラー車両 ※グリーン色の車体に白色系(ジャスミンホワイト)の帯
画像サイズ: 1024×124(31%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 昨年運行を開始した昭和30年代の「標準色」リバイバルカラー車 ※インターナショナルオレンジ色の車体にミディアムイエロー色の帯
画像サイズ: 421×279(76%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 現行カラーリングの8000系車両
画像サイズ: 316×267(原寸表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 北千住〜小菅間を走行する7860型 (花上嘉成撮影)
画像サイズ: 317×211(原寸表示)