ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-03-14 20:41:35 |
[出典:国土交通省ホームページ]
伊賀鉄道伊賀線の鉄道事業再構築実施計画の認定について 平成29年3月14日 国土交通大臣は、平成29年2月17日付けで申請のあった伊賀鉄道伊賀線に係る鉄道事業再構築実施計画の認定事案について、平成29年3月15日付けで認定を行うこととしました。本件について、中部運輸局長より申請者に対して認定書を手交する予定です。また、計画の概要は別紙のとおりです。 ○申請者 伊賀市、伊賀鉄道株式会社 ○認定書の手交 日時:平成29年3月15日(水)11:00〜 場所:中部運輸局 名古屋合同庁舎第1号館(愛知県名古屋市) ○参考 鉄道事業再構築実施計画の認定は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律第24条第1項の規定に基づくもので、今回が8件目の認定となります。 ※既に認定済みの事業:福井鉄道福武線、若桜鉄道若桜線、三陸鉄道北リアス線・南リアス線、信楽高原鐵道信楽線、北近畿タンゴ鉄道宮福線・宮津線、近畿日本鉄道内部線・八王子線、山形鉄道フラワー長井線 別 紙 ○伊賀鉄道伊賀線の鉄道事業再構築実施計画の概要 1.鉄道事業再構築事業を実施する路線 伊賀鉄道 伊賀線 2.旅客鉄道事業の経営改善 ・訪日外国人観光客の誘致、駅名のネーミングライツ、枕木オーナー制度 ・伊賀線経営安定化等基金の活用等 3.地方公共団体その他の者による支援 ・鉄道施設等の維持管理等に要する費用の負担 ・市職員によるエコ通勤、バス路線の運行改善、パーク&ライド駐車場整備等 4.事業構造の変更の内容 (現行)第三種鉄道事業者:近畿日本鉄道(株) (変更)第三種鉄道事業者:伊賀市 変更後は、近鉄が伊賀市に鉄道施設・車両を無償譲渡、用地を無償貸与する。伊賀市は伊賀鉄道に鉄道施設・車両及び用地を無償貸付する。 5.鉄道事業再構築事業の実施予定期間 平成29年4月1日〜平成39年3月31日 6.鉄道事業再構築事業の効果 伊賀市が第三種鉄道事業者となり、第二種鉄道事業者である伊賀鉄道に鉄道施設等を無償で貸付けるとともに、利用促進・増収策等の実施により、伊賀線の輸送の維持を図られる。 【伊賀線の概要伊賀線の概要】 ■会社概要 ◇現行 伊賀鉄道(株) (第二種鉄道事業者) 近畿日本鉄道(株)(第三種鉄道事業者) 変更後 伊賀鉄道(株) (第二種鉄道事業者) 伊賀市 (第三種鉄道事業者) (参考:伊賀鉄道(株)の概要) ◇設 立 平成19年3月26日 ◇所在地 伊賀市上野丸之内61番地の2 ◇代表者 代表取締役社長 加藤千明 ◇資本金 5,000万円(近畿日本鉄道(株)98%、伊賀市2%) ※平成29年3月14日時点 ■鉄道事業 ◇路線の経緯 大正11年 3月 全線開業(旧伊賀鉄道(株)) 昭和19年 6月 近畿日本鉄道(株)に合併 平成19年10月 伊賀鉄道(第二種)、近鉄(第三種) ◇営業キロ 伊賀上野駅〜伊賀神戸駅間 16.6km(単線) ◇駅 数 14駅 ◇列車本数 平日上り下り各35本/日、休日上り下り各34本/日 ※上野市〜伊賀神戸間 ◇軌 間 1067o ◇動 力 電気 ◇車 両 10両(2両1編成) ◇輸送実績 151万人/年(平成27年度) ※輸送密度2,567人/日 ◇経常損益 ▲233百万円(平成27年度) ■経緯・スケジュール ◇平成26年3月31日 法定協議会設立 ◇平成27年8月31日 地域公共交通網形成計画作成 ◇平成29年2月17日 鉄道事業再構築実施計画認定申請 ◇平成29年3月15日 同実施計画大臣認定 ◇平成29年4月 1日 鉄道事業再構築実施計画の開始 |
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