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No.2319 【国土交通省】熊本空港の運営委託に係る民間投資意向調査を開始
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-06-30 22:56:29
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省                         PressRelease
MinistryofLand,Infrastructure,TransportandTourism

                          平成29年6月30日
                      航空局航空ネットワーク企画課

      熊本空港の運営委託に係る民間投資意向調査の開始
        〜熊本地震からの復興の加速化に向けて〜


 国土交通省では、震災からの創造的復興のシンボルとして、熊本空港の運営の民間委託に向けた手続きを進め、熊本空港の活性化や震災からの復興の加速化を図ります。


 今般、熊本空港の運営民間委託に向けた具体的な手続きの第一歩として、現時点における国の制度設計案(基本スキーム案)を示し、幅広く民間事業者の意見を募集する民間投資意向調査(マーケットサウンディング)を実施します。

1.意見を募集する「基本スキーム案」の概要

・事業期間:48年間 ※(不可抗力等による延長含め最長58年間)
 ※運営権者による新ターミナルビル建設までの期間(3年)および当該ビルの耐用年数(45年)を考慮して設定

・事業方式:
<滑走路等とターミナルビルを一体運営>
 国は、公募により運営権者を選定
 運営権者は、滑走路等の運営とターミナルビル等の運営を一体的に実施
 国は、公共施設等運営権を設定し、運営権者より運営権対価を収受
<新たなターミナルビルの建設>
 運営権者は、既存の国内線ターミナルビルを取り壊し、国内線・国際線が一体となった新ターミナルビルを整備(平成34年度中予定)

2.今後のスケジュール(予定)
・平成29年8月25日 意見募集期限
・平成30年1月頃  実施方針の策定・公表
・平成30年3月頃  募集要項の策定・公表
・平成31年3月頃  優先交渉権者の選定
・平成32年4月頃  空港運営事業開始

(航空局ホームページURL)※こちらに基本スキーム(案)が掲載されています 
 http://www.mlit.go.jp/koku/


熊本空港の概要

★現状
種   別:国管理空港
設置管理者:国土交通大臣
場   所:熊本県菊池郡菊陽町
滑 走 路:3,000m
旅客実績 :(国内)316万人 (国際)7万人
(平成27年度実績値)
貨物取扱量:(国内)16,564トン
(平成27年度実績値)
主要路線 :
 (国内)38往復/日
     東京(18)、成田(2)、中部(3)、名古屋(3)、大阪(10)、那覇(1)、天草(1)
 (国際) 7往復/週
     高雄(3)、ソウル(4)、運休中〔香港〕

★沿革
 昭和35年 旧熊本空港供用開始(滑走路1,200m)
 昭和46年 旧熊本空港供用廃止
      新熊本空港供用開始(滑走路2,500m)、ターミナルビル供用開始
 昭和48年 熊本空港へ名称変更
 昭和55年 滑走路延長(滑走路3,000m)
 昭和58年 国際線ターミナルビル供用開始
 昭和63年 新貨物ビル供用開始
 平成 7年 ILS CAT-V供用開始

★平成29年度予算
 事業費:15.39億円
 ターミナル地域の再建(国内線別棟ビル含む)、エプロン拡張、用地造成等
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