ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-10-04 18:49:18 |
2017年10月4日
西日本旅客鉄道株式会社 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が 2017年度グッドデザイン賞BEST100を受賞! 西日本旅客鉄道株式会社(以下JR西日本)では、中期経営計画2017において地域共生企業となることを掲げ、地域と一体となった観光振興の推進を目指しています。この取り組みのひとつとして、2017年6月17日に「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(詳細別紙)の運行を開始しました。“トワイライトエクスプレス”は、長く親しまれてきたJR西日本の寝台列車のブランドです。沿線風景と食事を楽しむ鉄道旅行というコンセプトを大切にしながら、新たにデザインした列車が“瑞風”です。25年間親しまれた、初代のトワイライトエクスプレスのブランドを尊重し、より質の高いブランドを目指した“瑞風”がこの度、2017年度グッドデザイン賞BEST100を受賞いたしました。 【受賞理由(グッドデザイン賞事務局からの評価コメント)】 贅を尽くしたアール・デコ様式の仕立てもさることながら、車両端の円筒形ポーチ、垂直の壁とドーム型の天井で構成した客室など、ホテルと錯覚するような空間づくりに感心する。通路をソファの下に通して広がり感を実現したスイートルームなど構造面の工夫も多い。眺望を大切にしてきた会社だけあり窓は大きく、車窓を存分に楽しむことができる。その象徴が前後端の展望デッキであり、自然と自分が一体になったかのような感覚は何物にも代えがたい。 JR西日本では、今後も車両の安全性・快適性向上をはじめ、地域の皆様に親しんでいただける取り組みを続けてまいります。 別紙 【「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」コンセプト】 「美しい日本をホテルが走る。〜上質さの中に懐かしさを〜」 JR西日本エリアには、日本の原風景とも言える、京都や松江、出雲や宮島などの歴史・文化が豊かな地域や、日本海や大山、瀬戸内海の多島美などの美しい自然が数多くあります。 これらの美しい日本の姿を再発見する旅を、この特別な旅にふさわしい上質な空間とともにお楽しみいただくことをご提案します。 列車全体のデザインテーマは「上質さの中の懐かしさ」。 非日常的で洗練されたホテルのような空間にどことなく懐かしさが感じられるデザインを配した車内で、流れゆく車窓を眺めながらおくつろぎいただき、改めて、美しい日本の素晴らしさと鉄道の旅の魅力を感じていただくことができる列車をご提供します。 詳細は瑞風専用HP:http://twilightexpress-mizukaze.jp/index.html 【グッドデザイン賞概要】 グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創立された「グッドデザイン商品選定制度」を承継して、1998年より財団法人日本産業デザイン振興会が主催する、わが国で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。 【JR西日本のグッドデザイン賞受賞歴】 1988年度 211系「スーパーサルーンゆめじ」 1994年度 281系「はるか」 223系(0代) 1996年度 新幹線500系 1997年度 二条駅舎 1998年度 285系「サンライズ瀬戸・出雲」(JR東海とJR西日本の共同応募) ◆金賞受賞(部門の最高の賞) 1999年度 新幹線700系 2007年度 新幹線N700系(JR東海とJR西日本の共同応募) ◆金賞受賞(部門の最高の賞) 2012年度 225系近郊形電車 N700系7000/8000番代新幹線(JR九州とJR西日本の共同応募) 2014年度 車両のリニューアル(体質改善) E7系/W7系新幹線電車(JR東日本とJR西日本の共同応募) 2015年度 227系と“JRシティネットワーク広島”のブランディングへの取組み 2016年度 323系と大阪環状線プロジェクト 2017年度 TWILIGHTEXPRESS瑞風 ◆BEST100受賞 |
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