NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.2912 (Re:2895) 【JR海】松川インター大鹿線道路への土砂流入の原因・応急復旧について
ほりうち(ccbu8181) 2017-12-20 23:45:36
平成29年12月19日
東海旅客鉄道株式会社
主要地方道松川インター大鹿線
道路トンネル新設(四徳工区)
工事共同企業体


 主要地方道松川インター大鹿線道路への土砂流入の原因及び応急復旧計画について


 平成29年12月15日に発生しました、主要地方道松川インター大鹿線道路トンネル新設(四徳工区)工事現場付近における土砂流入事象の原因及び道路の応急復旧計画について、お知らせします。

1.概況
 ・平成29年12月15日(金)午前3時25分頃、主要地方道松川インター大鹿線
  道路トンネル新設(四徳工区)工事現場付近において、土砂流入が発生しました。
 ・本事象に伴い、現在も、四徳大橋松川側付近〜松除橋付近※まで道路を通行止めに
  しており、一般車は県道松川大鹿線(県道22号線)に誘導しております。

 ※松除橋付近:主要地方道松川インター大鹿線終点。県道松川大鹿線(県道22号線)
  との分岐点

2.施工会社
 ・主要地方道松川インター大鹿線道路トンネル新設(四徳工区)工事共同企業体
  (代表構成員 戸田建設株式会社、構成員 吉川建設株式会社)

3.原因
 ・現在も詳細は調査中ですが、当社が発注し、工事共同企業体が施工している四徳渡
  トンネル工事の発破等による振動が繰り返し作用したことにより、トンネル直上の
  地山が緩み、土砂流入に至ったものと考えています。

4.応急復旧計画 ※詳細は別紙
 ・工事にあたっては、道路をご利用の方や作業員等の安全に万全を期して進めてまい
  ります。

 [応急復旧計画の概要]
  ・今後、現在工事を行っている、道路トンネルの掘削を進めて貫通させ、トンネル
   内の路盤・舗装作業を実施し、年内には、仮回し道路(片側交互通行)として、
   一般車に通行頂ける状態にしていく計画です。
  ・その間に主要地方道松川インター大鹿線道路への流入土砂の撤去、法面への追加
   安全対策、仮土留めの設置等を進めていきます。
  ・その後、県道を一部開通(片側交互通行)させ、本復旧に向けた作業を進めてい
   きます。



[別紙@]

応急復旧計画

(1)道路トンネル一般車仮回しに向けたステップ(年内を目途)

ステップ@:道路トンネル坑口部における盛土の実施(上部からの落石クッション)
ステップA:落石防止のネット補強
ステップB:斜面の不安定部の伐採や、不安定土砂の撤去
ステップC:道路トンネル本坑の掘削
ステップD:トンネル貫通後、トンネル内の路盤・舗装作業の実施
ステップE:トンネル内外に安全設備を設置(法面への吹き付け、ガードレール設置等)
ステップF:トンネル内仮道路の一般車両通行開始(片側交互通行)

  ↓

(2)松川インター大鹿線への切り替え(約1ヶ月)
 ステップ@:県道側への流入土砂撤去
 ステップA:法面への追加安全対策
 ステップB:仮土留め(親杭横矢板)の設置
 ステップC:一般車両の通行をトンネル内仮道路から県道に切り替え(片側交互通行)

  ↓

(3)松川インター大鹿線本復旧工事
 ・復旧工事中は片側交互通行は継続
 ・復旧工事の詳細は道路管理者である長野県と調整中



撮影日:
撮影場所:
キャプション: 別紙A応急復旧概略図
画像サイズ: 1013×761(32%表示)