ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2023-11-09 23:53:29 |
2023年11月9日
東海旅客鉄道株式会社 東海道新幹線 掛川駅〜豊橋駅間における停電の再発防止について 2023年7月12日に発生した東海道新幹線掛川駅〜豊橋駅間における架線金具(ドロッパ)脱落による停電について、原因の調査及び再発防止策を検討しておりましたが、このたび、再発防止策がまとまりましたので、お知らせします。 1.原因 ドロッパ線の上部が長期にわたる金属疲労や摩滅によって破断し、ドロッパ線がパンタグラフを支障する位置まで倒れこみました。その瞬間、ドロッパ線が通過するパンタグラフに絡まり、引っ張られ、ドロッパ線の下部が破断、その後、絡まったドロッパ線がパンタグラフと車体間でショートし、停電が発生しました。 ※本来は、ドロッパ線上部が破断した場合でも、パンタグラフへの支障を防止する構造となっています。しかし、ドロッパ線が長い場合(当該箇所:約1600o)は倒れた勢いでドロッパ線がたわみ、一時的にパンタグラフを支障する位置に達する可能性があることも判明しました。(別紙1) 2.再発防止 ドロッパの入念な点検を実施するとともに、長いドロッパ線の上部が破断した場合でも、パンタグラフへの支障を常に防止できるようにドロッパの構造を改良します。改良するドロッパの仕様は今年度内に確定し、以降、順次導入する予定です。(別紙2) ※全線に存在する約11万本のドロッパのうち、1500mm以上の約280本に対して、優先的に導入する予定です。 |
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