NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.5218 【JR海】有楽町駅〜新橋駅間 内山下町橋高架下開発計画について
ほりうち(ccbu8181) 2019-09-03 20:58:57

                             2019年9月3日
                         東海旅客鉄道株式会社


     有楽町駅〜新橋駅間内山下町橋高架下開発計画について
  〜2020年初夏、歴史ある高架下を新たな商業空間として再生します〜


 東海旅客鉄道株式会社(以下、「当社」)は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR東日本」)と協力し、有楽町駅〜新橋駅間内山下町橋高架下に約10,000uの空間を生み出しました。今後、運営会社となる当社グループの東京ステーション開発株式会社とJR東日本グループの株式会社ジェイアール東日本都市開発が開発を進め、2020年初夏の開業を目指します。
 当該エリアは、日比谷・銀座エリアに残された歴史ある煉瓦アーチ高架橋と高架下の大空間が、街と繋がる賑わい溢れる場所に生まれ変わります。

1 全体の開発計画について
 本計画は100年以上の歴史を刻む煉瓦アーチ高架橋と東海道線、東海道新幹線の高架橋が一体となって生まれた高架下空間を活かし、新たな商業施設として再生するプロジェクトです。
 新しい街づくりが進む日比谷界隈に位置する本高架下は、銀座・有楽町・新橋に回遊を生み、個性豊かな店舗が集積することで、街と人、人と人とを繋ぐ賑わい溢れる場所を目指します。

●有楽町と新橋を繋ぐ高架下通路を整備
 連続した高架柱が特徴の300mに及ぶ通路を整備し、日比谷側へ5か所の出入り口を設けることで、街に開かれた高架下として新たな回遊性のある商業空間を創出します。

●1910年に作られた煉瓦アーチ高架橋の美化
 明治建造当初の煉瓦を活かし、次の100年も街のシンボルとなるように美化・整備をします。


2 当社が開発するエリアについて
 人気で話題性のある個性豊かな飲食店を、東京の観光等の中心地である日比谷・銀座という立地に集積させ、東京オリンピック・パラリンピックをはじめ国内外からお越しになるお客様に食のトレンドを発信いたします。

●施設名称について
 施設名称は「日比谷グルメゾン」に決定しました。
 東京駅にある「東京グルメゾン」に続く、バラエティ豊かな飲食店舗の集まるグルメスポットの第2弾として展開していきます。

【参考】
 「東京グルメゾン」とは、東京駅八重洲北口構内「東京駅一番街」2階にある、都内で人気のビストロやバル、ビヤホール等、飲食店7店舗を集めたグルメスポットです。


3 JR東日本との協業
 当社用地(東海道新幹線高架橋)は、有楽町側と新橋側の両端のみにおいて公道に接道し、一方のJR東日本用地(山手線・京浜東北線高架橋、東海道線高架橋)は、高架下空間がアーチにより個々に細かく区切られるというそれぞれの制約がありました。
 今般、両者それぞれが所有する用地区分に関らず、相互に協力して開発エリアが最適となるよう区分を設定しました。これにより、全体として連続性や回遊性の高い開発計画を具現化すると共に、今後連携しながら各々の開発工事を進めることで合意しました。

※現時点の計画であり、今後変更となる場合があります。画像はすべてイメージです。



                               【別紙】

〈計画概要(予定)〉
┌────┬─────────────┬─────────────┐
|    |   当社開発エリア   |  JR東日本開発エリア  |
├────┼─────────────┼─────────────┤
| 所在地 |東京都千代田区内幸町一丁目|東京都千代田区内幸町一丁目|
|    |30番           |7番            |
├────┼─────────────┼─────────────┤
|敷地面積|約1,700u         |約8,600u         |
|    |(JR東日本用地)      |(当社用地:約2,800u、   |
|    |             |  JR東日本用地:約5,800u)|
├────┼─────────────┼─────────────┤
|開発面積|約1,400u         |約7,200u         |
├────┼─────────────┼─────────────┤
|延床面積|約 900u         |約4,500u         |
├────┼─────────────┼─────────────┤
| 用途 |店舗(6店舗)        |店舗(約50店舗)      |
├────┼─────────────┼─────────────┤
|運営会社|東京ステーション開発株式会|株式会社ジェイアール東日本|
|    |社            |都市開発         |
├────┼─────────────┼─────────────┤
|開業予定|2020年初夏        |2020年初夏        |
└────┴─────────────┴─────────────┘

〈位置図〉※省略
 日比谷、銀座、有楽町、新橋の間に位置する約300mの高架下。

〈当該地の歴史〉
1872年(明治5年)  新橋〜横浜間開業
1910年(明治43年) 煉瓦アーチ高架橋使用開始
1942年(昭和17年) 東海道線高架橋使用開始
1964年(昭和39年) 東海道新幹線開業
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 【区道側イメージ】
画像サイズ: 1184×461(27%表示)
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キャプション:
画像サイズ: 998×133(32%表示)
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画像サイズ: 1460×688(22%表示)
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キャプション: 【完成当初の煉瓦アーチ高架橋】 出典:鐵道院東京改良事務所『東京市街高架鉄道建築概要』;鐵道院東京改良事務所,1914年
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