ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2019-12-27 00:44:19 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和元年12月26日 総合政策局参事官(国際物流)室 シベリア鉄道による日露欧間貨物輸送の実証事業の結果(速報) 国土交通省では、現在、ロシア運輸省及びロシア鉄道と協力し、海上輸送、航空輸送に続く第3の輸送手段の選択肢として、シベリア鉄道の利用拡大に取り組んでいます。今般、利用拡大に向けた課題を現場レベルで検証するとともに、荷主企業等にシベリア鉄道の利用をPRするための日欧間の貨物輸送実証事業3件について輸送が完了しました。(年度内に追加の実証事業を行うこととしています) <背景・経緯> @国土交通省では、シベリア鉄道の利便性向上を通じて、海上輸送、航空輸送に並ぶ、第3の輸送手段の選択肢となるよう、ロシア運輸省及びロシア鉄道と協力し、シベリア鉄道の利用拡大に向けた取組を実施しているところです。 A平成30(2018)年度には、日本-モスクワ間でシベリア鉄道を用いた貨物輸送の実証事業を行い、利用促進に向けた課題を現場レベルで検証するとともに、その結果を日露間・日欧間の貨物輸送に関わる幅広い荷主企業等に情報共有してきました。 Bさらに、令和元(2019)年度は、9〜11月にかけて日欧間に範囲を拡大して貨物輸送の実証事業3案件を実施し、輸送を完了するとともにその成果を検証しました。 <結果(概要)> ・実施した3案件の実証事業で確認された結果概要は以下の通り。 @コストについては、いずれも海上輸送比で1.5倍程度またはそれ以上。 A手続きについては、一部貨物に関してロシア側の規則の不透明さから積出し港でコンテナへの積み込み直しが発生。 B輸送品質については、概ね良好であったが、一部貨物に関して継続的な軽度の揺れや、突発的な衝撃が記録された。 Cリードタイム、通関手続きについては、本パイロット輸送の範囲では大きな問題は確認されなかったが、引き続き検証が必要。 ・その他検証項目の概要については別紙ご参照 ・輸送結果の詳細な分析結果については、取り纏めの上、年度内をめどに別途ホームページ等にて発表を予定しています。 |
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