ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-08-07 00:13:43 |
TOBU NEWS RELEASE
2020年8月 5日 地域の皆さまからの要請に応え、東武日光駅への乗り入れを開始! 東武日光駅を発着する列車名称をSL大樹「ふたら」に決定! 2020年10月以降、毎月1回程度の営業運転を実施します! 〜鬼怒川線におけるSL運行は、2021年夏以降、平日を含めた毎日運転を実施します〜 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、地域の皆さまからの要請に応え、本日2020年8月5日にSL大樹の東武日光駅におけるお披露目を実施するとともに、東武日光駅を発着するSLの列車名称をSL大樹「ふたら」に決定しました。 当社では、日光・鬼怒川エリアの観光活力創出による地域活性化等を目的に、2017年8月10日から鬼怒川線下今市駅〜鬼怒川温泉駅間でSL大樹を運行しています。かねてより日光エリアの地域の皆さまから東武日光駅へのSL乗り入れについて要望をいただいておりましたが、今般乗り入れ準備が整ったことから、営業運転を開始します。 SL大樹「ふたら」は、「日光」の地名の由来ともなった男体山のかつての呼び名、「二荒山(ふたらさん)」に由来しており、鉄道産業文化遺産であるSLとともに、奥日光の雄大な自然や世界遺産「日光の社寺」等の威風堂々としたその姿を感じていただきたいという想いを込めています。 ヘッドマークは、男体山ならびに男体山のシンボルである「大剣 [たいけん] 」を大きくデザインし、左右には風を切るような躍動感をイメージした雲を配置しました。 また、「ふたら」の文字については、書道家であり日光観光大使も務め、SL大樹の文字を揮毫 [きごう] いただいた涼風花 [りょうふうか] 氏に揮毫いただきました。 SL大樹「ふたら」は2020年10月以降、毎月1回程度の営業運転を実施していきます(今後の運転計画については、決まり次第別途お知らせします)。 また、鬼怒川線を運行するSL大樹については、現在、土日・祝日を中心に運行していますが、SL C11形207号機及び325号機の2機体制を整え、2021年夏以降、平日を含めた毎日運転を実施するなど、今後もSLの魅力を最大限に活かし、日光・鬼怒川エリアの観光活力創出による地域活性化に寄与してまいります。 詳細は別紙のとおりです。 <別紙> 東武日光駅へのSL乗り入れについて 1 目的 SL復活運転プロジェクトの当初の理念である、「日光・鬼怒川エリアの活性化」を目的に実施するもので、SLが日光エリアに乗り入れることで、日光・鬼怒川温泉・今市の3つのエリアが互いに連動し、地域の回遊性が向上してほしいという想いを込めております。 2 運転区間 東武日光線 下今市〜東武日光間 7.1km 3 所要時間 約17分〜23分 4 車両組成 SL+車掌車+客車(3両)+DL ←東武日光 下今市→ 5 運転予定 当面の間は、当該運転区間を含めた臨時列車を運転し、初回については、10月3日(土)に東武トップツアーズ(東武旅倶楽部)にて団体ツアーを実施します。 その後2020年度については月1回程度運転する予定です。ツアー詳細が決まりましたら、別途発表させていただきます。 東武日光駅を発着するSLの列車名称SL大樹「ふたら」について 1 名称の由来 SL大樹「ふたら」という列車名称は、「日光」の地名の由来ともなった男体山のかつての呼び名、「二荒山(ふたらさん)」に由来しています。男体山は古くから山岳信仰の対象となっている山で、日光連山を代表する山として知られています。SLが東武日光駅まで運転を開始するにあたり、鉄道産業文化遺産であるSLとともに男体山をはじめとした奥日光の雄大な自然や、世界遺産「日光の社寺」等の威風堂々としたその姿を感じていただきたいという思いを込めています。 2 ヘッドマーク ヘッドマークデザインについては、男体山とともに、男体山のシンボルとなっている「大剣」を大きくデザインし、左右には風を切るような躍動感をイメージした雲を配置しました。一見兜のように見えるデザインは、外国人にも人気のある「侍・武士」をイメージするとともに、日光に向けて坂を登るSLの力強さを表現しており、日光エリアの活性化についても力強く牽引するとの想いを込めております。 また、ヘッドマークに掲載する「ふたら」の文字については、書道家であり日光観光大使も務める涼風りょうふう花か氏に揮毫きごうしていただきました。 SL大樹の列車愛称について 当社では、東武鬼怒川線下今市〜鬼怒川温泉間で運転するSLの列車名称をSL大樹としていましたが、今般、東武日光駅への運転やSL車両が複数機体制となることから、当社SLのブランド化を図るため、当社の全てのSLの列車愛称をSL大樹とします。 なお、新たに東武日光駅を発着するSL列車名には「ふたら」を付け、列車名称をSL大樹「ふたら」とします。これにともない、既に鬼怒川線で運行しているSL大樹については、列車愛称と列車名称が同一となることから、下今市〜鬼怒川温泉駅間を運転するSL列車の列車名称については、これまでどおりSL大樹とします。 「SL大樹「ふたら」列車名称発表記念乗車券」の発売について 1 発売期間 2020年8月10日(月・祝)〜2020年9月9日(水) 2 発売内容 往復乗車券 東武日光駅から下今市駅 大人往復乗車券 400円 下今市駅から東武日光駅 大人往復乗車券 400円 片道乗車券 東武日光駅から金額式 小児片道乗車券 100円 下今市駅から金額式 小児片道乗車券 100円 3 発売金額 1セット 1,000円 ※お一人様5セットまで 4 有効期間 2020年8月10日(月・祝)〜2020年9月9日(水)まで (各1回限り有効) 5 発売か所 浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、曳舟駅、亀戸駅、北千住駅、西新井駅、竹ノ塚駅、草加駅、新越谷駅、北越谷駅、春日部駅、北春日部駅、東武動物公園駅、久喜駅、羽生駅、館林駅、足利市駅、太田駅、伊勢崎駅、新桐生駅、佐野駅、南栗橋駅、栗橋駅、栃木駅、新栃木駅、新鹿沼駅、下今市駅、東武日光駅、鬼怒川温泉駅、東武宇都宮駅、大宮駅、岩槻駅、七光台駅、野田市駅、流山おおたかの森駅、柏駅、新鎌ケ谷駅、船橋駅、池袋駅、下板橋駅、大山駅、上板橋駅、成増駅、和光市駅、朝霞台駅、志木駅、ふじみ野駅、川越駅、川越市駅、若葉駅、坂戸駅、東松山駅、森林公園駅、小川町駅、武州長瀬駅 計55駅 6 発 売 数 合計3,000セット 以 上 <参考> SL大樹の主なスケジュールについて ●2020年 7月31日 真岡鐵道から譲受したC11形325号機(以下:325号機)が、 当社南栗橋車両管区に到着 8月 5日 東武日光駅にてSL大樹の初お披露目、 東武日光駅を発着するSLの列車名称をSL大樹「ふたら」に決定 10月 3日 下今市〜東武日光駅間 SL大樹「ふたら」営業運転開始 以降、月1回程度臨時列車として運転予定 12月 325号機が営業運転にて使用開始C11形207号機 (以下:207号機)とともに1日4往復SL運転 ●2021年 1月 207号機が中間検査入場(2021年夏頃まで) 夏 207号機、325号機による下今市〜鬼怒川温泉駅間毎日運転開始 冬 日本鉄道保存協会から譲受した蒸気機関車の復元完成予定 |
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