NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.6721 【東武】2021年春ダイヤ改正 終電繰り上げとTJライナー増発
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-11-30 23:44:28
TOBU NEWS RELEASE 

                          2020年11月30日


 東武スカイツリーライン・東上線において最終列車時刻を
 10〜15分程度繰り上げるほか、東上線で「上りTJライナー」を2本増発
    2021年春 ダイヤ改正を実施します
 〜今後も社会環境の変化に柔軟に対応し、持続可能な鉄道事業をめざします〜


 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、安全かつ利便性の高い輸送サービス提供のため、近年の新しい生活様式も踏まえ、2021年春に、東武スカイツリーライン・大師線・日光線・東上線においてダイヤ改正を実施します。
 当社では都市路線・地方路線など多様かつ広範囲にわたる路線網を有し、安全かつ利便性の高い輸送サービスを提供するために、従前より線区の特性に応じたサービスの提供及び効率化施策を実施してきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大による影響は継続し、輸送需要を根本的に変革させるに至りました。これにあわせて一層の輸送サービスの向上、経費節減・効率化を図らなければならないと考えています。

 このような社会環境の変化への対応等に加え、労働環境の改善にも対応すべく、東武スカイツリーライン浅草〜北春日部駅間と東上線 池袋〜川越市駅間ならびに大師線の最終列車時刻について10〜15分程度の繰り上げを実施します。なお、東武アーバンパークラインについては東京郊外を環状に結び、都心からのお客様の乗り換え需要が多いという特性を踏まえ、最終列車時刻の繰り上げは実施しません。
 また、東上線では新しい生活様式への対応やピーク時の混雑を避けたいというお客様のご要望等、多様な通勤需要に応えるため、現在平日朝時間帯に2本運行している座席指定制列車「TJライナー」を2本増発し、合計4本の運行とします。
 ダイヤ改正の詳細については、2021年1月中旬(予定)にお知らせします。
 引き続きお客様に安心して鉄道をご利用いただけるよう、今後も尽力してまいりますので、皆さまのご理解とご協力をお願いします。
 主なダイヤ改正の概要は以下のとおりです。


<2021年春 ダイヤ改正の概要>

(1)最終列車時刻繰り上げの実施について
 @実施路線 東武スカイツリーライン・大師線・東上線
 A実施内容 平日24時台を中心に、最終列車時刻を10分〜15分程度繰り上げ

(2)東上線上りTJライナー増発について
 @運転区間 東上線 森林公園〜池袋間
 A増発本数 平日2本(池袋着:7時台1 本、8時台1本)(改正後 合計4本)



<別紙>

           2021年春ダイヤ改正について

1 実施時期 2021年 春

2 実施路線 東武スカイツリーライン・大師線・日光線・東上線

3 内  容
┌─────────────────┐
│最終列車時刻繰り上げの実施について│*伊藤注:添付画像もご覧下さい。
└─────────────────┘
(1)東武スカイツリーライン・大師線最終列車時刻繰り上げ
(2)東上線最終列車時刻繰り上げ
(3)その他
 東武スカイツリーライン・日光線の一部特急列車の運転区間変更及び運転を取り止めます。
 現行 リバティけごん208号 新栃木発(6:02)浅草行→春日部発浅草行に変更
 現行 リバティけごん253号 浅草発(22:49)新栃木行→運転取り止め

 ※改正時刻は現時点案であり、今後変更となる場合があります。
 ※需要動向等を鑑みながら、混雑対策として最終列車前に臨時列車の設定等を検討します。

┌─────────────────┐
│東上線上りTJライナー増発について│
└─────────────────┘
(1)運転区間 東上線 森林公園〜池袋間
(2)増発本数 平日2本(池袋着:7時台 1本、8時台1本)
(3)停 車 駅 森林公園・東松山・坂戸・川越・ふじみ野・池袋 

                                  以 上


<参 考> *伊藤注:添付画像もご参照下さい。

            鉄道運行を取り巻く環境変化

1 深夜時間帯における東武線のご利用状況
 新型コロナウイルス感染症の影響により、行動様式の変化等、お客様のご利用状況が大きく変化しています。特に23時以降の減少率が高く、コロナ前後で乗車効率を比較すると、北千住駅では44%、池袋駅では35%と大きく減少しています。

2 深夜作業の効率化
 東武鉄道では、安全かつ利便性の高い輸送サービスを実現するため、日々限られた時間の中で保守作業等を実施しています。作業の多くは、最終列車から始発列車の間合いで施工しており、短時間での施工には多くの担い手が必要ですが、少子高齢化の影響により要員確保が課題となっています。ダイヤ改正により、夜間作業時間の拡大と働き方改革を踏まえた労働環境改善を実施し、作業員だけでなく駅係員等の深夜の労働を軽減することで、より安全かつ利便性の高い輸送サービスの提供に努めてまいります。

                                  以 上
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