ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-10-22 22:15:32 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年10月22日 鉄道局安全監理官室 鉄軌道の運転事故件数過去30年間で最小 〜鉄軌道輸送の安全に関わる情報(令和2年度)を公表〜 今般、令和 2年度の「鉄軌道輸送の安全に関わる情報」を取りまとめましたので、お知らせいたします。 国土交通省では、鉄道事業法第19条の3の規定に基づき、鉄道運転事故等の報告、輸送の安全に関する行政指導の実施状況、安全に関わる鉄道施設の整備状況等について、毎年度整理し、「鉄軌道輸送の安全に関わる情報」として公表しています。 運転事故の件数は、長期的に減少傾向であり、令和2年度は483件(対前年度132件減)、死傷者数は416人(同196人減)、うち死亡者数は237人(同17人減)であり、過去 30年間で最小となっています。また、乗客の死亡事故は、ありませんでした。 輸送障害(列車の運休、旅客列車の30分以上の遅延等)の件数は、長期的に増加傾向であり、令和2年度は6,216件(対前年度比550件増)でした。 概要については、別添資料(概要版)をご参照ください。 注全体版及び概要版については、当省ホームページにも掲載しています。 http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk8_000001.html 鉄軌道輸送の安全に関わる情報(令和2年度) 〔概 要 版〕 1.運転事故 (1)概要 ○運転事故※1の件数は、長期的に減少傾向であり、令和2年度は483件(対前年度132件減)、死傷者数は416人(同196人減)、うち死亡者数は237人(同17人減)でした。(表1参照) ○乗客の死亡事故は、ありませんでした。 表1:運転事故の件数及び死傷者数(令和2年度) 図1:運転事故の件数及び死傷者数の推移 図2:運転事故の種類別の件数及び死傷者数(令和2年度) *伊藤注:以上の図表は添付画像をご覧下さい。 (2)踏切事故 ○令和2年度に発生した踏切事故の件数は、運転事故全体の34.2%に当たる165件(対前年度比46件減)でした。(表1参照) ○令和2年度に発生した踏切事故による死傷者数は117人(運転事故に占める割合28.1%、対前年度比99人減)であり、うち死亡者数は74人(同31.2%、同10人減)でした。(表1参照) 図3:踏切事故の件数及び死傷者数の推移 図4:踏切事故の発生状況(令和2年度)@踏切種別別A衝撃物別 *伊藤注:以上の図は添付画像をご覧下さい。 (3)人身障害事故 ○令和2年度に発生した人身障害事故の件数は、運転事故全体の58.6%に当たる283件(対前年度比68件減)でした。(表1参照) ○令和2年度に発生した人身障害事故による死傷者数は285人(運転事故に占める割合68.5%、対前年度比84人減)、うち死亡者数は162人(同68.4%、同7人減)でした。(表1参照) ○令和2年度は、「ホームから転落して接触」及び「ホーム上で接触」の人身障害事故が97件(対前年度比63件減、39.4%減)と大幅に減少しており、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う利用者数の減少も影響していると考えられます。(図7参照) 図5:人身障害事故の件数及び死傷者数の推移 図6:人身障害事故の原因等別の件数及び死傷者数(令和2年度) 図7:ホームでの接触及び線路内立入り等での接触による人身障害事故件数の推移 *伊藤注:以上の図は添付画像をご覧下さい。 2.輸送障害 ○輸送障害(列車の運休、旅客列車の30分以上の遅延等)の件数は、長期的に増加傾向であり、令和2年度は6,216件(対前年度比550件増)でした。(図8参照) ○鉄道係員、車両又は鉄道施設等の部内原因に起因する輸送障害は、1,396件(輸送障害に占める割合22.5%、対前年度比38件減)でした。 ○線路内立入り等の部外原因による輸送障害は、3,009件(輸送障害に占める割合48.4%、対前年度比322件増)でした。 ○風水害、雪害、地震等の災害原因による輸送障害※は、1,811件(輸送障害に占める割合29.1%、対前年度比266件増)でした。 図8:輸送障害件数の推移 *伊藤注:添付画像をご覧下さい。 |
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