まるよし(cfcd3435) 2021-11-26 15:01:54 |
News Release
近畿統括本部 2021年度 大阪支社列車事故総合訓練の実施 2021年11月26日 西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部 福知山線列車事故の教訓を踏まえ、「お客様の救護」と「併発事故の阻止」を最優先に、事故現場におけるお客様の避難誘導や救護、関係機関との情報連絡・連携など、社員の対応能力向上を目的として、消防、警察、医療関係機関及び弊社が合同で「列車事故総合訓練」を実施します。あわせて、列車内で緊急事態が発生した際の初動対応訓練を実施します。 1.日 時 2021年12月3日(金)午前10時20分〜13時00分 (開会式は午前10時20分から) 2.場所 吹田総合車両所 森ノ宮支所構内(最寄駅:大阪環状線森ノ宮駅) [所在地]大阪市城東区森之宮1丁目6番115号 3.訓練参加者 ○消防関係 大阪市消防局、大阪市城東消防署 約25名 ○警察関係 大阪府警察本部、大阪府城東警察署 約30名 ○医療関係大阪医療センターDMATチーム、大阪赤十字病院、森ノ宮医療大学 約15名 ○弊社近畿統括本部、大阪支社エリアの現業機関、JR西日本グループ会社 約160名 合計 約230名 4.事故の想定(第一部) 関西線 天王寺〜新今宮駅間を走行中の下り電第9132M列車運転士は、速度60km/hにて運転中、旧一ツ家踏切において踏切通過直前にフェンスを突き破り線路内に立ち往生した自動車を発見し、非常ブレーキを採るも衝撃。先頭車両2軸が脱線し、当該列車と衝突した自動車が隣接線路を支障した状態で停車した。また、脱線した衝撃により、同列車に乗車されていた多数のお客様が負傷しており、消防・警察・医療・JRが連携して救助・誘導を行い安否情報提供に向けた情報収集を行う。 5.主な訓練項目 【第一部10:30〜11:30】 ○乗務員による併発事故(二重衝突)の防止 ○関係部外機関(消防・警察など)への速報体制確認 ○救護活動時の救助関係者の安全確保 ○お客様救護活動の実施 ・消防、警察、医療、弊社社員(グループ会社社員を含む)の連携 ・車両に閉じ込められた状態を想定しての救護活動 ・トリアージ(傷病者の緊急度や重症度に応じた治療優先順位の決定)の実施 ・医療関係機関による医療救護活動の実施 ○乗り合せていた社員によるお客様救護、救済の対応 ○事故現場に急行した現場社員と、大阪支社から駆けつけた間接社員との連携 ○確実な安否情報の収集、指令所など社内の情報伝達体制の確認 【第二部11:45〜12:25】※JR社員・警察のみ ○テロ等を想定した緊急時の降車訓練(約10分) ○車両の火災対策についての実演(約30分) |
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