まるよし(cfcd3435) 2021-12-17 18:54:05 |
2021年12月17日
東海旅客鉄道株式会社 2022年3月ダイヤ改正について 当社では、2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施します。「のぞみ」運行開始から30周年を迎える東海道新幹線では、「のぞみ」30本の速達化や、広島行最終「のぞみ」の運転時刻繰り下げなど、さらに利便性を高めます。 在来線では、中央線「名古屋〜中津川間」を終日全列車8両編成での運転とし、一部の列車に新形式車両315系を投入するとともに、朝通勤時間帯に上り列車の乗車機会を増やします。また、ホームライナーの運転区間、運転本数等を見直すなど、ご利用状況に合わせたダイヤに見直します。 ◆ダイヤ改正の主な内容 ≪新幹線≫ 1.「のぞみ」30本を速達化します。 早朝・夜間の「のぞみ」30本を速達化し、東京〜新大阪間の所要時間を最大6分短縮します。これにより、定期「のぞみ」の東京〜新大阪間の平均所要時間を1分短縮し、2時間28分になります。 2.山陽エリアからの首都圏と名古屋の滞在可能時間を拡大します。 広島・福山への最終「のぞみ」の東京発車時刻を9分繰り下げ、20時台に初めて設定します。また、上り列車では、博多・小倉から東京に10時台に到着可能な「のぞみ」と、姫路から東京に8時台に到着可能な「のぞみ」を初めて設定します。 3.山陽エリアに直通する下り夜間の「のぞみ」の運転間隔を改善します。 東京発19時台の岡山行「のぞみ」1本を広島まで延長し、東京を19〜20時台に発車する広島行「のぞみ」の運転間隔を30分以下に短縮します。 4.「ひかり」と山陽直通「のぞみ」の接続を改善します。 早朝・夜間の「ひかり」3本の運転時刻を変更し、名古屋での山陽直通「のぞみ」との接続を改善します。これにより、「のぞみ」停車駅と「ひかり」停車駅相互の所要時間を短縮します。 5.夜間下りの「こだま」と「のぞみ」の接続を改善します。 下り「こだま」2本の行先を変更し、新大阪行の最終「こだま」の時刻を繰り下げるとともに、「のぞみ」から最終「こだま」への名古屋での接続を改善します。これにより、岐阜羽島・米原の首都圏滞在可能時間を拡大します。 6.車椅子スペースを6席設置したN700Sの一部を、指定した列車に充当します。 車椅子スペースを6席設置したN700Sの一部を定期列車18本に充当します。これにより、当該車両で運転する列車を事前にご予約いただけるようになります。 ≪在来線≫ 7.中央線「名古屋〜中津川間」を終日全列車8両編成での運転とし、一部の列車に新形式車両315系を投入します。 中央線「名古屋〜中津川間」の快速・普通列車を、終日にわたり全て8両編成に統一し、一部の列車に最新技術を導入した新形式車両315系を投入します。 8.中央線の朝通勤時間帯に上り列車の乗車機会を増やします。 中央線の「名古屋〜中津川間」では、通勤時間帯を中心に最大10両編成で運転しておりますが、全て8両編成に統一するため、平日朝通勤ピーク時間帯に上り列車を増発します。 9.中央線ホームライナーの運転区間、停車駅、運転本数を見直します。 中央線ホームライナーの運転区間を「名古屋〜瑞浪間」に統一し、これまで一部通過していた高蔵寺、大曽根、鶴舞に全ホームライナーを停車させます。 10.関西線の区間快速を八田、春田に停車させます。 関西線の全ての区間快速を、ご利用の多い八田、春田に停車させ、両駅の乗車機会を増やします。 11.深夜時間帯の一部の列車を見直します。 深夜時間帯の列車の運転間隔を改善するほか、最終新幹線からの乗り換え時間を短縮します。また、ご利用状況を踏まえ、名古屋、岐阜を発車する一部の最終列車の時刻を繰り上げます。 12.静岡地区土休日のホームライナーの運転を取りやめます。 ご利用状況を踏まえ、静岡地区の東海道線の土休日に運転しているホームライナー全6本の運転を取りやめます。 ※ダイヤ改正の詳細については[別紙]をご覧下さい。 [ 別紙 ] ≪新幹線≫ 1.「のぞみ」30本を速達化します。 早朝・夜間の「のぞみ」30本(定期13本・臨時17本)を速達化します。東京を6〜7時台・20〜22時台に発車する下り列車16本と、8〜9時台・21時〜23時台に到着する上り列車14本の所要時間を短縮し、東京〜新大阪間では最大6分短縮します。 これにより、定期「のぞみ」の東京〜新大阪間の平均所要時間を1分短縮し、2時間28分になります。 ◆東京〜新大阪間で所要時間を6分短縮する定期「のぞみ」の運転時刻 (注・画像参照) ◆定期「のぞみ」の平均所要時間 (注・画像参照) 2.山陽エリアからの首都圏と名古屋の滞在可能時間を拡大します。 (1)広島・福山への最終「のぞみ」を東京発20時台に初めて設定します。 広島・福山への最終「のぞみ109号」の東京の発車時刻を9分繰り下げ、20時ちょうどの発車にします。これにより、広島・福山から新幹線で日帰りの東京滞在可能時間が10時間以上に拡大します。 ◆「のぞみ109号」の運転時刻(一部の停車駅を掲載) (参考)広島・福山からの始発「のぞみ88号」の運転時刻(一部の停車駅を掲載) (注・画像参照) (2)博多・小倉から東京に10時台に到着可能な「のぞみ」を初めて設定します。 博多・小倉からの始発「のぞみ2号」の運転時刻を変更し、東京の到着を18分繰り上げ、10時台に到着できるダイヤとします。また、名古屋の到着を15分繰り上げることで、博多・小倉から新幹線で日帰りの名古屋滞在可能時間が11時間以上に拡大します。 ◆「のぞみ2号」の運転時刻(一部の停車駅を掲載) (参考)博多・小倉への最終「のぞみ59号」の運転時刻(一部の停車駅を掲載) (注・画像参照) (3)姫路から東京に8時台に到着可能な「のぞみ」を初めて設定します。 姫路からの始発「のぞみ82号」の運転時刻を変更し、東京の到着を3分繰り上げ、8時台に到着できるダイヤとします。 ◆「のぞみ82号」の運転時刻(一部の停車駅を掲載) (注・画像参照) 3.山陽エリアに直通する下り夜間の「のぞみ」の運転間隔を改善します。 東京発19時台の岡山行「のぞみ」1本を広島まで延長します。これにより、東京を19〜20時台に発車する広島行「のぞみ」の運転間隔を30分以下に短縮します。 ◆東京19〜20時台広島行「のぞみ」の発車時刻(定期列車) (注・画像参照) 4.「ひかり」と山陽直通「のぞみ」の接続を改善します。 早朝・夜間の「ひかり」3本の運転時刻を変更し、名古屋での山陽直通「のぞみ」との接続を改善し、名古屋で「ひかり」から「のぞみ」、「のぞみ」から「ひかり」にすぐにお乗り換えができるようにします。これにより、「のぞみ」停車駅と「ひかり」停車駅相互の所要時間を短縮します。 (1)「ひかり631号」から名古屋で「のぞみ5号」に乗換可能になります。 (注・画像参照) ◆所要時間が短縮する区間の例 ・小田原→広島3時間46分→3時間31分(15分短縮) (現行)小田原7:02→「ひかり631号」→名古屋(乗換)→「のぞみ7号」→広島10:48 (2)「ひかり666号」から名古屋で「のぞみ58号」に乗換可能になります。 (注・画像参照) ◆所要時間が短縮する区間の例 ・米原→東京2時間5分→1時間57分(8分短縮) (現行)米原21:04→「ひかり666号」→東京23:09 ・博多→静岡4時間15分→4時間6分(9分短縮) (現行)博多17:54→「のぞみ58号」→名古屋(乗換)→「ひかり666号」→静岡22:09 (3)「のぞみ60号」から名古屋で「ひかり668号」に乗換可能になります。 (注・画像参照) ◆所要時間が短縮する区間の例 ・博多→浜松3時間53分→3時間48分(5分短縮) (現行)博多18:11→「みずほ610号」→新大阪(乗換)→「ひかり668号」→浜松22:04 ・広島→小田原3時間36分→3時間28分(8分短縮) (現行)広島19:17→「みずほ610号」→新大阪(乗換)→「ひかり668号」→小田原22:53 ※「所要時間が短縮する区間の例」に記載の短縮時間は、定期列車をご利用の場合の比較 5.夜間下りの「こだま」と「のぞみ」の接続を改善します。 下り「こだま」2本の行先を変更し、新大阪行の最終「こだま」の時刻を繰り下げるとともに、「のぞみ」から最終「こだま」への名古屋での接続を改善します。これにより、「のぞみ115号」(東京20:54発)から名古屋で最終「こだま」にお乗り換えができるようになり、岐阜羽島・米原の首都圏滞在可能時間を拡大します。 ◆行先を変更する「こだま」の運転時刻(一部の駅を掲載) (注・画像参照) ◆新大阪行最終「こだま」と「のぞみ」の接続(一部の駅を掲載) (注・画像参照) 6.車椅子スペースを6席設置したN700Sの一部を、指定した列車に充当します。 車椅子スペースを6席設置したN700Sの一部を定期列車18本に充当します。これにより、当該車両で運転する列車を事前にご予約いただけるようになります。具体的な予約方法については、別途JR東海ホームページ等でお知らせします。 ◆車椅子スペースを6席設置したN700Sで運転する列車・時刻 (注・画像参照) ≪在来線≫ 7.中央線「名古屋〜中津川間」を終日全列車8両編成での運転とし、一部の列車に新形式車両315系を投入します。 中央線「名古屋〜中津川間」の快速・普通列車を、終日にわたり全て8両編成に統一し、一部の列車に最新技術を導入した新形式車両315系を投入します。 なお、同区間は、2023年度中に全て315系に統一します。 ◆8両編成への統一イメージ(名古屋発平日10時台の例) ◆8両編成への統一イメージ(名古屋発平日18時台の例) (注・画像参照) 8.中央線の朝通勤時間帯に上り列車の乗車機会を増やします。 中央線の「名古屋〜中津川間」では、通勤時間帯を中心に最大10両編成で運転しておりますが、全て8両編成に統一するため、平日朝通勤ピーク時間帯に上り列車を増発し、乗車機会を増やします。 ◆中央線時刻表平日朝通勤ピーク時間帯(上り) (注・画像参照) 9.中央線ホームライナーの運転区間、停車駅、運転本数を見直します。 中央線ホームライナーの運転区間を「名古屋〜瑞浪間」に統一し、これまで一部通過していた高蔵寺、大曽根、鶴舞に全ホームライナーを停車させます。 また、ご利用状況を踏まえホームライナーの運転本数を見直します。 ◆中央線上りホームライナー時刻表(平日) ◆中央線下りホームライナー時刻表(平日) (注・画像参照) 10.関西線の区間快速を八田、春田に停車させます。 関西線の全ての区間快速を、ご利用の多い八田、春田に停車させ、両駅の乗車機会 を増やします。 ◆関西線 停車駅 ◆八田駅 時刻表 平日7・8時台(上り) ◆春田駅 時刻表 平日7・8時台(上り) (注・画像参照) 11.深夜時間帯の一部の列車を見直します。 深夜時間帯の列車の運転間隔を改善するほか、最終新幹線からの乗り換え時間を短縮します。 また、ご利用状況を踏まえ、名古屋、岐阜を発車する一部の最終列車の時刻を繰り上げます。 ◆深夜時間帯 名古屋駅 時刻表 【東海道線 上り 大府・岡崎・豊橋方面(平日22時台〜最終)】 23:16発の快速豊橋行を23:28発に繰り下げ、快速列車の運転間隔を改善するほか、名古屋23:20着上り最終新幹線「のぞみ78号」からお乗り換えができるようになります。 また、23:57発の区間快速豊橋行を快速に変更し、0:20発の普通大府行の運転を取りやめます。 (注・画像参照) 【中央線 下り 高蔵寺・多治見・瑞浪方面(平日23時台〜最終)】 0:05発の快速瑞浪行を23:57発の普通瑞浪行に変更し、名古屋23:49着下り最終新幹線「ひかり669号」からの乗り換え時間を短縮します。 また、0:20発の最終普通高蔵寺行を0:05発に繰り上げます。 (注・画像参照) 【関西線 下り 桑名・四日市方面(平日22時台〜最終)】 23:57発の普通亀山行を23:40発に繰り上げ、亀山行の運転間隔を改善します。関西線の下り最終列車は23:57発の普通四日市行となります。 (注・画像参照) ◆深夜時間帯岐阜駅時刻表 【高山線 下り 鵜沼・美濃太田方面(平日22時台〜最終)】 23時台の普通美濃太田行の時刻を繰り上げ、運転間隔を改善します。高山線の下り最終列車は23:40発の普通美濃太田行となります。 (注・画像参照) 12.静岡地区土休日のホームライナーの運転を取りやめます。 ご利用状況を踏まえ、静岡地区の東海道線の土休日に運転しているホームライナー全6本の運転を取りやめます。 ◆運転を取りやめる土休日のホームライナー 【下り】 ホームライナー静岡31号 沼津7:30発 静岡行 ホームライナー浜松 3号 沼津18:31発 浜松行 【上り】 ホームライナー沼津 2号 静岡7:00発 沼津行 ホームライナー静岡34号 浜松6:58発 静岡行 ホームライナー静岡36号 浜松8:29発 静岡行 ホームライナー沼津 8号 静岡20:20発 沼津行 ≪その他≫ 在来線特急列車にはこれまで「ワイドビュー」という愛称を使用してまいりましたが、ダイヤ改正以降は愛称を取り、「しなの」「ひだ」「南紀」「ふじかわ」「伊那路」とします。 ※新幹線、在来線各線ともに、このほかにも列車の時刻や運転区間、行先等に変更が あります。 ※この資料には、2021年12月17日現在計画中の主要な内容を掲載しています。新幹線・在来線各線ともに最終的な時刻は、JR時刻表の3月号でご確認ください。なお、新幹線や在来線の特急列車など、一部の列車は2月号に掲載します。 |
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