NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.8312 (Re:7812) 【東武】新型スペーシアN100系のシートは6種類
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-04-26 03:03:11
TOBU NEWS RELEASE 

                          2022年 4月25日


展望個室など全6種類のシートを揃え、上質で多彩な空間を提供します
      特急スペーシア新型車両のインテリア&
        シートバリエーションが決定

  Connect & Updatable〜その人、その時と、つながり続けるスペーシア〜


                             東武鉄道株式会社

 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2023年に導入する特急スペーシアの新型車両について、このたびインテリア及びシートバリエーションが決まりましたのでお知らせします。

 新型車両のシートバリエーションについては、プライベートジェットをイメージしてデザインした「コックピットスイート」やカフェカウンター併設の「コックピットラウンジ」など、全6種類の中からお客様それぞれの旅行スタイルに合わせて選んでいただけます。
 最上級の「コックピットスイート」は車両先頭部に配置しており、前方及び側面の窓からの展望を広く見渡しながら、「走るスイートルーム」さながらにゆとりある贅沢な空間を提供します。また、カフェカウンターがある「コックピットラウンジ」は、日光金谷ホテルや日光の大使館別荘をモチーフにした気品高く落ち着きのある空間の中、ご当地自慢のカフェメニューをお楽しみいただくなど、車内に居ながら五感で日光を感じていただくことで、旅への期待感や余韻を醸成します。
 本新型車両は、特急スペーシアが築いてきた伝統やブランド・イメージを維持・継承しながら、より上質なフラッグシップ特急として、日光・鬼怒川エリアの観光需要喚起を図ります。また、「Connect & Updatable〜その人、その時と、つながり続けるスペーシア〜」とのコンセプトのもと、お客様それぞれにとって「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」へとつなげ、幾度も同エリアを訪れたくなる特急を目指しています。
 詳細は別紙のとおりです。



<別紙>
      新型特急「N100系」シートデザインについて

1 車両コンセプト
「Connect & Updatable〜その人、その時と、つながり続けるスペーシア〜」
 鉄路がつなぐ物理的なつながりに留まらず、様々な情報やサービスを更新し提供することで、車両に乗り込んだ瞬間から、お客様それぞれにとって「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」へとつながることができ、幾度も同エリアを訪れたくなる特急を目指します。

2 シートバリエーション[全6種類]
 現行のスペーシアを継承しながらもより上質な空間となった個室をはじめ、全6種類のシートの中からお客様それぞれの旅行スタイルに合うものを選んでいただけます。車内はモダンデザインをベースとした落ち着きのある配色で、ゆったりとした移動空間を提供します。

【6号車】(コンパートメントルーム)コックピットスイート(7名個室)
【5号車】ボックスシート(4席)
【4号車】スタンダードシート(56席)
【3号車】スタンダードシート(56席)
【2号車】プレミアムシート(35席)
【1号車】コックピットラウンジ(20席)
 ↓
東武日光方面

@コンパートメントルーム【6号車】
6号車は現行のスペーシアを継承しコンパートメントルームとしています。なお、車両先頭部に位置するコンパートメントは、展望が楽しめる特別なコックピットスイートとしてご用意しています。

>■コックピットスイート[1種類目]
本列車の中で最上級のシートで、前方及び側面の窓からの展望を広く見渡しながら、贅沢な旅のひと時をお楽しみいただけます。また、個室内は11uと私鉄特急最大で、車両幅いっぱいの広々とした空間にソファーを配置し最大7名までご利用いただけます。
デザインはプライベートジェットをイメージした「走るスイートルーム」がコンセプトであり、モダンでありながら温もりを感じられる寛ぎの空間を提供します。飾り照明は、日光東照宮の陽明門の柱に刻まれた「グリ紋」を想起させるデザインとして、車内から日光らしさを演出します。

■コンパートメント[2種類目]
4名がゆとりをもって様々な座り方ができるコの字型ソファーと可変テーブルを採用し、ご乗車されるお客様の構成や目的、その時の気分に合わせてテーブルのレイアウトを変更させることで、それぞれのお客様に最適な空間を提供します。

Aコックピットラウンジ【1号車】[3種類目]
“時を超えるラウンジ”をコンセプトとして、現存する日本最古のリゾートホテルとして来年150周年を迎える日光金谷ホテルや、かつて各国の外交官たちが避暑を楽しんだ日光に残る大使館別荘をモチーフに、気品高く落ち着きのある空間を提供します。コックピットスイートと同様に展望が楽しめるほか、五感で日光を感じ、旅への期待感や余韻を醸成するカフェカウンターも併設します。4人、2人、1人掛けの各種ソファーを用意することで様々なグループ形態に合わせ、旅行プランや旅の思い出話に会話が弾むカフェラウンジのような空間を提供します。

Bプレミアムシート【2号車】[4種類目]
従来特急より広い2+1列配置、シートピッチも現行のスペーシアより広い120cmとし、当社初の電動リクライニングやバックシェル構造により快適性・プライベート性を向上させることで、ラグジュアリーな移動空間を提供します。また、大型インアームテーブルや読書灯を搭載し、観光・ビジネス利用ともにワンランク上の乗車感を提供します。

Cスタンダードシート【3〜5号車】[5種類目]
シートピッチは現スペーシアと同じ110 cmでゆとりをもたせ、観光やビジネス利用ともにご利用いただけます。

Dボックスシート【5号車】[6種類目]
向かい合う2シートによる半個室でプライベート性を高めるとともにシートの横幅約80pとしたゆとりあるシートです。1シートをおひとりで広々とご利用いただけます。

※料金や運行概要などは、後日お知らせいたします。

                                  以 上


<参考>
           新型特急「N100系」概要

1 車両型式名 N100系
2 愛  称  未定
3 導入両数  24両
4 編  成  6両固定
5 座 席 数  212席
6 導入路線  東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線浅草〜東武日光・鬼怒川温泉駅間
7 導入時期  2023年(予定)
8 製作会社  日立製作所
9 車両デザイン
 現行スペーシアのフォルムを現代に進化させ、デザインに取り入れました。カラーリングは日光東照宮陽明門・唐門・御本社に塗られた「胡粉(ごふん)」の白を彷彿とさせる高貴な白をイメージし、窓枠は鹿沼に伝わる組子や、竹編み細工といった江戸の手仕事を思わせる丁寧につくられた工芸品のような佇まいで、大切なものを包み込んでいるかのような期待感を演出しています。
10 そ の 他
〇カフェカウンター
「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」と出会える場となるため、新しいものを積極的に取り入れ、ここでしか出会えない五感で楽しむ商品等を提供します。

〇カーボンニュートラルな運行
現行スペーシアと比べCO2排出量を最大40%削減するほか、本特急列車運行の使用電力相当分を東京電力エナジーパートナー鰍フ FIT非化石証書を活用したメニューなどを使用することでCO2排出量実質「ゼロ」となる電力に実質的に置き換え、「国際エコリゾート日光」の実現に寄与します。

〇新型コロナウイルス対策
当社初となる高度な除菌消臭機能を有する空気清浄機を搭載するなど、引き続き新型コロナウイルス感染症対策を図ります。

                                  以 上
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撮影場所:
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