ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-06-21 00:30:37 |
2022年6月20日
東海旅客鉄道株式会社 電源開発株式会社 武豊線電車運行の二酸化炭素排出量実質ゼロ化について 東海旅客鉄道株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:金子慎、以下「JR東海」)と電源開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長社長執行役員:渡部肇史、以下「Jパワー」)は、これまで二酸化炭素(以下「CO2」)排出量削減に向けた協力について検討を重ねてきました。 このたび、JR東海が運営し、名古屋都市圏の通勤・通学輸送等を担っている武豊線(愛知県:大府駅〜武豊駅間19.3km)の電車を、CO2排出量実質ゼロで運行することに決定しましたので、お知らせします。 JR東海とJパワーは、今後も地球環境保全を通じた持続可能な社会の実現に向け、連携して検討を深めてまいります。 1.地球環境負荷の低減 武豊線の電車運行に使用する電力量相当分の「FIT非化石証書※」をJパワーから購入して使用することにより、同線の電車を実質的に再生可能エネルギー(以下「再エネ」)由来の電力100%で運行し、CO2排出量実質ゼロを達成します。 ※「FIT非化石証書」は、FIT制度(再エネの固定価格買取制度)により買い取られた再エネ電力が持つ「非化石価値」を証書化したもの。 2.本取組みによる効果 武豊線の電車運行に使用する年間電力量である約200万kWhに相当するFIT非化石証書を使用することによって、実質的に再エネ由来電力100%で運行することとなり、年間約760tのCO2排出量が実質ゼロとなります。 3.再エネ由来電力の使用開始予定 2022年7月1日以降 <参考> 【武豊線】 ■路線距離 大府駅〜武豊駅間 19.3km 【Jパワーの取組み】 Jパワーは人々の求めるエネルギーを不断に提供し、日本と世界の持続可能な発展に貢献することをミッションとし、これまで水力、火力、風力、地熱による発電および送変電事業に国内外で取り組んできました。このミッションの達成のために、2021年2月に J-POWER“BLUE MISSION 2050”を発表し、2050年に向けて発電事業のカーボンニュートラルの実現に挑んでいきます。そのため、CO2フリー電源の開発加速化、既存火力発電所のアップサイクルや、CO2フリー水素の発電・製造・供給に向けた取組み等を推進し、2025年度のCO2排出量を700万t削減※、2030年40%削減※、2050年実質ゼロとする目標を掲げています。Jパワーは再エネのトップランナー企業として環境価値の提供にも取り組んでおり、本取組みへの協力はその一環となります。 ※Jパワー国内発電事業CO2排出量(2017‐2019年度3ヵ年平均実績比) |
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