ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-10-22 01:14:07 |
TOBU NEWS RELEASE
東武鉄道株式会社 2022年10月19日 更なる安全・安心・快適を提供 鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、駅設備のバリアフリー化を促進します 〜「東武本線・東上線の都心直通区間及び東武アーバンパークラインへの ホーム柵100%整備」を目指し、2035年度までに85駅を優先整備します〜 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では2021年12月に国が創設した「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し、ホーム柵(可動式・固定式)整備をはじめ駅設備のバリアフリー化を促進することで、すべてのお客様により一層安全、安心で快適な鉄道輸送サービスを提供し、「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」の実現を目指します。同制度の活用は2023年3月頃の開始を予定しており、本日、国土交通省関東運輸局に料金設定及び整備等計画を届け出ました。料金は全線1乗車あたり10円を基本とし、旅客運賃に加算して収受いたします。なお、収受した料金は、駅設備のバリアフリー化促進に充当いたします。 主な整備内容は以下のとおりです。 〇ホーム柵(可動式・固定式)整備の促進 ◆ 整備駅数を将来的に99駅まで拡大 *「都心直通区間」100%整備 本 線:押上・浅草〜東武動物公園〜久喜・南栗橋 東上線:池袋〜森林公園 *東武アーバンパークライン100%整備 そのうち85駅を2035年度までに優先整備 ◆ 整備済の駅 12駅 ◆ 2025年度までに新たに13駅整備 *東武スカイツリーライン(北千住〜北越谷) ※獨協大学前駅は国庫補助を活用のため、料金制度の対象外 *東上線都内駅(東武練馬・下赤塚・成増) ◆ 2035年度までに新たに60駅整備 *東武スカイツリーライン・東上線のエリア整備 (押上・浅草〜北春日部、池袋〜川越市) *東武アーバンパークライン全駅 *伊勢崎線の乗換駅(久喜) 〇ホーム柵(可動式・固定式)以外の駅設備のバリアフリー化の促進 ◆ 2025年度までにご利用者数が3,000人/日以上の駅及び自治体が策定するバリアフリー基本構想の生活関連施設に位置付けられた2,000人/日以上の駅、計128駅を原則すべてバリアフリー化 ◆ 駅トイレの洋式化・リニューアルの推進 ◆ 駅バリアフリー設備の維持管理・更新の適切な推進 ※ 詳細は別紙のとおりです。 【別紙】 「鉄道駅バリアフリー料金制度」活用による駅設備のバリアフリー化について 1.ホーム柵(可動式・固定式)の整備 ホーム柵(可動式・固定式)の整備については、これまで「移動等円滑化の促進に関する基本方針」に基づき、東京オリンピック・パラリンピック競技会場最寄の駅、1日のご利用者数が5万人以上の駅および特にご利用者数が多い区間の駅あわせて40駅に整備することを計画し、整備条件が整っている1日のご利用者数が10万人以上の駅、東京オリンピック・パラリンピック競技会場最寄の駅等について、国・関係自治体からのご支援のもと、12駅の整備が完了しております。 今般、より一層安全・安心にご利用いただくことを目的に、「東武本線・東上線の都心直通区間」と「東武アーバンパークラインの全駅」、計99駅に整備する新計画を策定いたしました。 なお、「鉄道駅バリアフリー料金制度」の届出整備期間においては、「優先整備駅」を定め、東武スカイツリーライン(押上・浅草〜北春日部間)、東上線(池袋〜川越市間)、東武アーバンパークラインの全駅を整備することとし、整備済みの駅を含め、2025年度までに25駅、2035年度までに85駅を整備いたします。 ※獨協大学前駅は国庫補助を活用のため、料金制度の対象外としております。 2.ホーム柵(可動式・固定式)以外の駅設備のバリアフリー化 ホーム柵(可動式・固定式)以外の駅設備のバリアフリー化については、「移動等円滑化の促進に関する基本方針」に基づき、ご利用者数が3,000人/日以上及び自治体が策定するバリアフリー基本構想の生活関連施設に位置付けられた2,000人/日以上の駅のうち、「公共交通移動等円滑化基準」に適合していない駅を優先して、国・関係自治体からのご支援のもと、関係自治体と協議が整った駅から順に、整備を進めてきました。 今後は、2025年度までにご利用者数が3,000人/日以上の駅及び上記基本構想の生活関連施設に位置付けられた2,000人/日以上の駅、計128駅について原則全てバリアフリー化します。また、あわせてホームと車両の段差隙間縮小、トイレの洋式化・リニューアル等の促進や、既に各駅に整備されているバリアフリー設備の適切な維持管理・更新を行います。 【主な駅バリアフリー設備の整備状況】 *伊藤注:添付画像をご覧下さい。 3.鉄道駅バリアフリー料金制度の活用 ホーム柵(可動式・固定式)を含む駅設備のバリアフリー化の促進を図るため、2021年12月に国により創設された「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することとし、本日、国土交通省関東運輸局に、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用した料金設定及び整備等計画を届け出ました。料金収受開始日は2023年3月頃を予定しており、旅客運賃に加算して収受した鉄道駅バリアフリー料金は、バリアフリー設備の整備費等に充当いたします。 【届出の概要】 東武鉄道全線を対象に、以下に記載の料金を旅客運賃に加算します。なお、通学定期旅客運賃については加算しません。また、小児については、料金加算後の大人の半額となります。詳細は後日当社ホームページ等でお知らせします。 料金設定額(大人) ┌─────┬───────────────┬─────────────┐ │ 券 種 │ 定期外 │ 通勤定期 │ │ │ ICカード │ きっぷ │1カ月│ 3カ月 │ 6カ月 │ │ │(1円単位運賃)│(10円単位運賃)│ │ │ │ ├─────┼───────┼───────┼───┼────┼────┤ │設定料金額│ 10円 │ 10円 │ 600円│ 1,710円│ 3,240円│ └─────┴───────┴───────┴───┴────┴────┘ 通学定期…料金なし 以 上 |
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