NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.8001 【国土交通省】東急の運賃上限変更申請につき、3/1に諮問と公聴会
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-01-13 22:59:16
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省                          Press Release
Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism

                            令和4年 1月13日
                            運輸審議会審理室

    東急電鉄株式会社からの鉄道及び軌道の旅客運賃の上限変更
    の認可申請事案に関する諮問及び公聴会の開催決定について



 運輸審議会は標記事案について、今後答申に向けて複数回の審議を行うとともに、令和4年3月1日に東京都で公聴会を開催することを決定しました。


 標記事案について、令和4年1月12日付けで国土交通大臣から運輸審議会に諮問がありました。資料1

 運輸審議会は、標記事案を審議するに当たり一般公述人のさまざまな意見を聴いた上で判断を行うため、国土交通省設置法第23条の規定に基づき職権で令和4年3月1日に公聴会を開催することを決定し、公述及び傍聴の申込み受付を開始しましたのでお知らせします。資料2
 なお、公聴会当日の進行予定及び取材要領は令和4年2月14日に改めてプレスリリース致します。

※運輸審議会は国家行政組織法第8条に基づく審議会で、個別法の規定に基づき、国土交通大臣の行う許認可等の個々の行政処分等の適否について諮問を受け、これに対して、公平な立場から各方面の意見を汲み上げ、公平かつ合理的な決定を行う常設の機関です。
 公聴会は公開で行います。その他の審議は非公開で行いますが、配付資料及び議事概要は答申後、運輸審議会HPにて公表予定です。




資料1

○国土交通省告示第91号
 運輸審議会一般規則(昭和27年運輸省令第8号)第15条第1項の規定により、次のとおり運輸審議会件名表に登載された。

 令和4年1月13日
                         国土交通大臣 斉藤 鉄夫
 ┌─────┬───────────────────────────┐
 │事案番号 │令4第4001号                   │
 ├─────┼───────────────────────────┤
 │事案の種類│鉄道及び軌道の旅客運賃の上限変更の認可        │
 ├─────┼───────────────────────────┤
 │申請事業者│東急電鉄株式会社                   │
 ├─────┼───────────────────────────┤
 │事案の内容│1 普通旅客運賃                   │
 │     │(1)鉄道対キロ区間制の普通旅客運賃は、現行の運賃の │
 │     │   上限を次のとおり変更する。           │
 │     │               (単位:キロ、円)   │
 │     │ ┌───────┬──────┬───────┐  │
 │     │ │  キロ程  │ 1円単位 │ 10円単位 │  │
 │     │ ├───────┼──────┼───────┤  │
 │     │ │  1−3  │  140 │   140 │  │
 │     │ │  4−7  │  180 │   180 │  │
 │     │ │  8−11 │  227 │   230 │  │
 │     │ │ 12−15 │  250 │   250 │  │
 │     │ │ 16−20 │  288 │   290 │  │
 │     │ │ 21−25 │  309 │   310 │  │
 │     │ │ 26−30 │  347 │   350 │  │
 │     │ │ 31−35 │  381 │   390 │  │
 │     │ │ 36−40 │  430 │   430 │  │
 │     │ │ 41−45 │  469 │   470 │  │
 │     │ │ 46−50 │  500 │   500 │  │
 │     │ │ 51−56 │  531 │   540 │  │
 │     │ └───────┴──────┴───────┘  │
 │     │                           │
 │     │(2)鉄道均一制の普通旅客運賃は、現行の運賃の上限を │
 │     │   据え置く。                   │
 │     │                  (単位:円)   │
 │     │ ┌───────┬──────┬───────┐  │
 │     │ │       │ 1円単位 │ 10円単位 │  │
 │     │ ├───────┼──────┼───────┤  │
 │     │ │  全線均一  │  157 │   160 │  │
 │     │ └───────┴──────┴───────┘  │
 │     │                           │
 │     │(3)軌道均一制の普通旅客運賃は、現行の運賃の上限を │
 │     │   次のとおり変更する。              │
 │     │                  (単位:円)   │
 │     │ ┌───────┬──────┬───────┐  │
 │     │ │       │ 1円単位 │ 10円単位 │  │
 │     │ ├───────┼──────┼───────┤  │
 │     │ │  全線均一  │  160 │   160 │  │
 │     │ └───────┴──────┴───────┘  │
 │     │                           │
 │     │2 鉄道及び軌道の定期旅客運賃            │
 │     │(1)通勤定期旅客運賃                │
 │     │   現行の運賃の上限を、平均13.8%引き上げる。 │
 │     │(2)通学定期旅客運賃                │
 │     │   現行の運賃の上限を、据え置く。         │
 └─────┴───────────────────────────┘




資料2

      東急電鉄株式会社からの鉄道及び軌道の旅客運賃の
     上限変更の認可申請事案に関する公聴会の開催について

 令和4年1月12日付けで国土交通大臣から諮問された標記事案について、当審議会は、公聴会を下記のとおり開催することとしました。

                  記

1.日時・場所
 日時:令和4年3月1日(火)午後1時から
 場所:中央合同庁舎第2号館 1階 低層棟共用会議室3A・3B
    (東京都千代田区霞が関2−1−2)

2.事案の要旨
 事案番号 :令4第4001号
 事案の種類:鉄道及び軌道の旅客運賃の上限変更の認可
 申 請 者:東急電鉄株式会社
 事案の内容:資料1参照

3.開催内容(予定)
 ・申請者からの申請事案の内容の説明
 ・一般公述人による公述
 ・運輸審議会委員からの申請者に対する質問
 ※当日の進行予定は令和4年2月14日(月)にプレスリリース致します。

4.一般公述・傍聴
 ・一般公述10人以内(1人15分以内)
 ・傍聴60人以内

5.公述の申出
(1)公述しようとする方は、公述申込書(5.(2)を参照してください。)及び公述書(様式は任意ですが、できる限り日本工業規格A4用紙を使用してください。)各1部を期限までに以下宛先まで提出してください。
 期限:令和4年1月27日(木)正午 必着
 宛先:〒100−0013 東京都千代田区霞が関3−1−1
    中央合同庁舎第4号館3階 国土交通省運輸審議会

(2)公述申込書は、別紙様式例の裏面の注意事項をよくお読みになり、別紙様式例に従い、事案番号、事案の種類、事案の申請者、公述しようとする方の氏名(振り仮名を付してください。)、住所、職業、年令(法人・団体等の場合にあっては、その名称及び所在地並びにその法人・団体等を代表して公述しようとする方の氏名(振り仮名を付してください。)、職名及び年令)及び事案に対する賛否並びに利害関係人にあっては利害関係を説明する事項を記載してください。また、自宅、勤務先等の連絡先電話番号を付記してください。

(3)公述は、公述書に記載されたところにしたがってこれをしなければならないと規定されておりますので、公述書には、公述しようとする方ごとに、その氏名及び公述しようとする内容を具体的に記載してください。

(4)議事の整理上、一般公述人の人数は、10人以内とし、また、1人の公述時間は15分以内とします。一般公述人は、なるべく各界各層に公述の機会が公平になるよう、また、同種の意見が重複しないよう選定します。選定された方には、本人あて通知するとともに、その氏名を令和4年2月14日(月)午後2時から運輸審議会公聴会のホームページ(https://www.mlit.go.jp/page/unyu00_hy_000041.html)に掲載し、運輸審議会及び関東運輸局の掲示板に掲示します。

(5)公述人に選定された方は、公聴会開始時刻までに会場にお越しください。

6.傍聴の申込み
(1)傍聴を希望される方は、官製往復はがきに、住所、氏名、年令及び「東急電鉄株式会社からの鉄道及び軌道の旅客運賃の上限変更の認可申請事案に関する公聴会の傍聴を希望する」旨を記入するとともに返信用はがきにあて先を必ず明記した上、期限までに以下宛先までお申込みください(ただし、1人1通に限ります。)。
 期限:令和4年1月27日(木)正午 必着
 宛先:〒100−0013 東京都千代田区霞が関3−1−1
    中央合同庁舎第4号館3階 国土交通省運輸審議会

(2)傍聴人の人数は60人以内とし、申込者多数の場合は、第三者の立会いによる抽選により選定します。

(3)傍聴券は、令和4年2月14日(月)に発送します。

7.申請書その他の関係書類の閲覧場所
 当該事案の申請書その他の関係書類については、令和4年1月13日(木)から、公述申込書及び公述書等に係る文書については、令和4年1月28日(金)からそれぞれ運輸審議会公聴会のホームページで公開するとともに、令和4年2月28日(月)まで(土曜日、日曜日及び祝日を除き毎日午前10時から午後5時まで)、運輸審議会及び関東運輸局にて閲覧に供します。

8.公聴会の運営
 公聴会の運営は、運輸審議会一般規則によります。

9.取材申込み方法
 公聴会当日の取材要領については令和4年2月14日(月)にプレスリリース致します。

10.その他その他不明な点については、国土交通省総合政策局運輸審議会審理室(03−5253-8810)にお問い合わせください。