NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.5508 【JR西】うめきた地下駅で世界初のホームドア開発・検証
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2019-11-20 22:30:10
News Release                    JR西日本

                          2019年11月20日
                          西日本旅客鉄道株式会社
                         http://www.westjr.co.jp/


          うめきた(大阪)地下駅での挑戦
    〜世界初方式のホームドアの開発・検証を進めています〜



 西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、社長:来島達夫)は、2023年春に開業予定のうめきた(大阪)地下駅を「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する駅と位置づけ、「『あなた』が笑顔になる駅」をコンセプトに検討を進めております。
 この度、うめきた(大阪)地下駅での実現を目指し、あらゆる車種に対応できる世界初の方式となるホームドアの開発に着手し、1次試作機が完成したため、お知らせ致します。今後、更なる開発・検証を進めてまいります。

※うめきた(大阪)地下駅:https://www.westjr.co.jp/railroad/project/#projectI
※「JR西日本技術ビジョン」:http://www.westjr.co.jp/company/action/technology/vision/
※株式会社JR西日本テクシア、ナブテスコ株式会社と共同開発(特許出願中)

1.開発経緯
 うめきた(大阪)地下駅においては、2031年開業予定のなにわ筋線まで見据えると、入線車種が多様となることが想定されます。現在当社にて展開している昇降式ホーム柵や、各メーカーにて開発中の新型ホームドアでも対応が困難であるため、車種に応じて自在に開口を構成出来るホームドアの構想・開発に着手しました。

2.開発概要
 あらゆる車種・編成に応じて開口を構成出来る、世界初方式のフルスクリーンホームドア
 
<構造・動作>
・1つの親扉の両側に2つの子扉を配置したユニットを連続して上部から吊り下げ
・子扉が親扉の裏側に収納されつつ、ユニット自体も左右に自在に動作することで、開口を自在に構成可能
・上部マシンケースに駆動部、配線を収納することで、扉部のスリム化を実現

 <システム>
・入線する車種・編成を、2Dセンサーによるセンシングと車両に搭載したIDタグにて判 別(当社ホーム柵システムで導入済)
・ホームドアとお客様の衝突、ホームドアと車両間のお客様の取残しについては、モーター過負荷検知機能及び2Dセンサー、3Dセンサーを設置し、安全性を確保

 ※1次試作機では、3ユニット分を製作(車両1両分:5ユニット) 
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 819×1245(39%表示)