NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.3042 【JR海】駅・車両のバリアフリー化の進捗について
ほりうち(ccbu8181) 2018-02-08 16:45:01
                           2018年2月7日
                          東海旅客鉄道株式会社


         駅・車両のバリアフリー化の進捗について


 当社では、国や地元自治体と協力しながら、駅のエレベーターやスロープ等の設置及び、車いすスペースや車いす対応トイレ等を備えた新型車両への取替を計画的に進めています。その進捗状況について、以下のとおりお知らせします。
 なお、国は、2020年度までに、原則、お客様のご利用が1日3千人以上の全駅、総車両数の約70%について、バリアフリー設備を整備する目標を示しています。

1.駅の段差解消
・ご利用が1日3千人以上の112駅について、東海道本線天竜川駅(2017年9月完成)および、太多線可児駅(2018年3月完成予定)の改良により、今年度末時点で106駅の整備が完了します。(※1)
・残る6駅については、自治体との協議が完了し、設計や設置工事を行っており、高架化に合わせて整備予定の半田駅(※2)を除き、2020年度末には全ての駅で整備が完了します。

※1 岐阜駅については、エレベーターをご利用の際、駅係員にお申し出いただく必要があるため、お客様が自由にご利用可能なエレベーターの新設に向けて自治体と調整中です。
※2 半田駅は2026年度整備完了予定。
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  |     駅名     |整備完了予定|
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  |三河三谷(東海道本線)|2018年度|
  ├───────────┼──────┤
  |由比(東海道本線)  |      |
  |西岡崎(東海道本線) |2019年度|
  |緒川(武豊線)    |      |
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  |岩波(御殿場線)   |2020年度|
  └───────────┴──────┘

2.車両のバリアフリー化
・これまで、車いすスペースや車いす対応トイレ等を備えた車両の新製を進めてきたこと等により、今年1月末時点で、総車両数の約86%のバリアフリー化が完了しています。
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  |   | 全車両数 |  基準適合車両数  |
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  |新幹線|2,128両|2,128両     |
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  |在来線|1,195両|  719両     |
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  | 合計 |3,323両|2,847両(86%)|
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・新幹線では、N700Aの新製を進めており、2019年度末には、全列車で改良型ハンドル形電動車いすでのご利用が可能になります。
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 可児駅(完成イメージ:2018年3月完成予定)
画像サイズ: 578×410(55%表示)