NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.2651 (Re:2650) 【国土交通省】日本鉄道賞:選考理由 [別紙]
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-09-29 22:11:13
【日本鉄道大賞】
◎東京地下鉄株式会社
 「ニッポンの地下鉄誕生より90年:そのたゆまぬ努力と成果」


(選考理由)
 今から90年前の1927年、東京・銀座線が完全な民間事業によって開業しました。その6年後1933年には、大阪・御堂筋線が大阪市の都市改造プロジェクトの一環として開業しました。この両者を先駆者とし、以来今日まで、わが国の7都市圏11都市に総延長約800kmの地下鉄網が整備され、全国で毎日約16,000本の列車が約1,600万人の人々を運ぶに至っています。各種技術はもとより、事業制度、駅及びその周辺の都市整備など様々な面で大きな進歩を遂げ、今や地下鉄は大都市にとって必要不可欠な、信頼される社会基盤となっています。これまで90年間における地下鉄関係者のたゆまぬ努力とその賜物である顕著な成果を祝し、東京地下鉄株式会社を代表として、ニッポンの地下鉄総体に対し日本鉄道大賞を授与するものであります。


【日本鉄道賞表彰選考委員会による特別賞
           「世界中の大人も子どもも大好き」特別賞】

◎株式会社タカラトミー
 「プラレール×鉄道会社 オリジナル施策・博物館内子ども向け施設の展開」


(選考理由)
 子どもにも扱いやすく自由に路線が作れ、新車種も次々と発売されるなどその魅力は満載。また、鉄道事業者の乗務員訓練にも活用され、車両モデルが沿線への愛着を増すことに寄与するなど、鉄道事業者への影響も大きく、その可能性は深く広いものとなっています。特徴的な青いレールと多種類の車種は、大人も子どもも共に楽しめる鉄道玩具として 1959年から販売されその歴史は長く、今年でレールの販売は10万キロ(地球2周半)を超えています。
 小さなご褒美や、お誕生日等で大きいセットの購入など、少しずつ買い足せる価格帯の広さも購入者から喜ばれています。子どもたちだけで遊ぶもよし、複雑な立体交差路線を作るなど親子の交流の一助とするもよし、海外転勤のお供として赴任先へ持って行った親子もおり、鉄道に興味を持たす「英才教育グッズ」として、世界で活躍するプラレールに、「世界中の大人も子どもも大好き」特別賞を授与します。


【日本鉄道賞表彰選考委員会による特別賞
            「沿線地域+鉄道でつくった広域観光」特別賞】

◎五能線沿線連絡協議会・東日本旅客鉄道株式会社
 「沿線地域の魅力をつないで走る五能線『リゾートしらかみ』20年」


(選考理由)
 白神山地の日本初の世界自然遺産認定や秋田新幹線開業を機に、観光列車「リゾートしらかみ」が誕生して今年で20年。赤字ローカル線で廃線の危機にもさらされたJR五能線の沿線では、立佞武多(五所川原市)が80年ぶりに復活し、観光体験をはじめとする観光メニューの開発や二次交通整備などに積極的に取り組み、また車内イベントとして津軽三味線や津軽弁で語る昔話、人形芝居などの地域の伝統文化を披露するなど、沿線各地域と鉄道事業者が協働で鉄道と地域を盛り上げ、活性化してきました。
 鉄道を軸に、沿線各地域が地道に努力を積み重ね成果を出している広域観光のモデルとして、ここに「沿線地域+鉄道でつくった広域観光」特別賞を授与します。
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 日本鉄道賞 特別賞
画像サイズ: 791×990(40%表示)