ほりうち(ccbu8181) 2017-07-21 21:36:15 |
<別紙>
東武鬼怒川線施設 登録有形文化財(建造物)登録予定 建造物概要 1 下今市駅旧跨線橋 (1)所在地 栃木県日光市今市1110 (2)建設時期 1929(昭和4)年 (3)構造、形式等 鉄骨造、スレート葺 建築面積145u (4)特徴 東武日光線が新鹿沼駅から下今市駅まで延伸された際に建設された。 プラットホームの西端部を相互に結ぶ。 鉄骨による下路式プラットトラス造で、屋根は切妻造スレート葺である。昭和初期に当地まで鉄道が開通した際の景観を今に伝える構造物である。 2 大谷向駅上下線プラットホーム(2件として登録予定) (1)所在地 栃木県日光市今市1406 (2)建設時期 1931(昭和6)年/昭和30年代後半改修 (3)構造、形式等 玉石積盛土式 延長67m(下りホーム) 延長61m(上りホーム) (4)特徴 下野電気鉄道が路線を道路上の併用軌道から現位置に移設した際に造られた。玉石積盛土式のプラットホームで地域の石材を活用したと考えられる特徴ある外観となっている。鬼怒川線の近代化を今に伝える構造物である。 3 大桑駅プラットホーム (1)所在地 栃木県日光市大桑町131 (2)建設時期 1929(昭和4)年/昭和30年代後半改修 (3)構造、形式等 玉石積盛土式 延長85m (4)特徴 延長85メートル、最大幅約4メートルのプラットホームで、全長に渡って玉石積盛土式で築造されている。玉石積の外観が、地域の鉄道敷設の歴史を今に伝える景観をなす構造物である。 4 砥川橋梁 (1)所在地 栃木県日光市大桑町字籠岩1233地先〜栗原字新下ノ原333地先(大桑〜新高徳間) (2)建設時期 1946(昭和21)年 (3)構造、形式等 支間25.2m上路プレートガーダ−1連 支間61.9m下路プラットトラス1連 (4)特徴 トラス橋は明治30年に当時の日本鉄道磐城線阿武隈川橋梁として架設されたトラスの内、1連を転用したものである。明治期に遡るトラス橋の貴重な遺構である。 5 新高徳駅プラットホーム及び上家 (1)所在地 栃木県日光市高徳465 (2)建設時期 1929(昭和4)年/昭和30年代後半改修 (3)構造、形式等 ホーム:玉石積盛土式 延長125m 上家 :古レール鉄骨造 建築面積136u (4)特徴 下野電気鉄道が昭和4年に下今市〜新高徳間および矢板線の改良工事をした際に造られた。延長125メートル玉石積盛土式のプラットホームで地域の石材を活用したと考えられる特徴ある外観となっている。上家は古レールを用いた鉄骨造で、上家軒先には円形装飾を設置しているのが特徴である。地域の近代化を物語る構造物である。 6 小佐越駅プラットホーム (1)所在地 栃木県日光市鬼怒川温泉大原29 (2)建設時期 1930(昭和5)年/昭和30年代後半改修 (3)構造、形式等 玉石積盛土式 延長98m (4)特徴 小佐越駅が開業したのは大正13年であるが、後に矢板線の開業などにあわせて改良工事が行われた際に造られたものである。延長98メートルの玉石積盛土式プラットホームで、地域の石材を活用した特徴ある外観が建設の歴史を今に伝えている。 以上 |
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