ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-05-23 23:29:02 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 PressRelease MinistryofLand,Infrastructure,TransportandTourism 平成29年5月23日 鉄道局鉄道事業課 広島電鉄株式会社の鉄道事業及び軌道事業の旅客運賃上限変更認可について 広島電鉄株式会社より申請のあった、鉄道事業及び軌道事業の旅客運賃上限変更については、5月18日に運輸審議会より「認可することが適当である」旨、答申が出され、本日認可いたしました。 1.申請者 広島電鉄株式会社 代表取締役社長 椋田 昌夫 広島県広島市中区東千田町2丁目9番29号 2.変更しようとする旅客運賃の上限を適用する路線 鉄道(宮島線)16.1q 軌道(全 線)19.0q 3.運賃改定について (1)申請日 平成29年3月24日(金) (2)申請理由 広島電鉄は、人件費削減等の経営合理化に取り組んできたものの、超低床車両への代替更新や施設の老朽化に係る安全対策等に係る設備投資や修繕費等の増加により、収支の均衡を保つことが困難となっている。 このような中、老朽車両の超低床車両への更新、ICカードの機能向上等のための設備投資、輸送の安全性向上に向けた修繕、運転手の欠員補充を行う必要が迫っており、費用の増加が見込まれるところ、収支の改善を図りつつ、安全輸送の確保と利便性の向上を図る必要があるとして、申請に及んだもの。 (3)運賃 *(対キロ区間制) ┌────┬────────┬──────────┬──────────┐ │ 鉄道 │ 普 通 │通勤定期(1ヶ月:大人)│通学定期(1ヶ月:大人)│ │ * │現行│変更│値上│現 行│変 更│値上│現 行│変 更│値上│ ├────┼──┼──┼─額┼───┼───┼─額┼───┼───┼─額┤ │ 0〜 3q│ 120│ 140│ 20 │ 4,320│ 5,040│ 720│ 2,880│ 3,360│ 480│ │ 3〜 6q│ 140│ 160│ 20 │ 5,040│ 5,760│ 720│ 3,360│ 3,840│ 480│ │ 6〜10q│ 170│ 190│ 20 │ 6,120│ 6,840│ 720│ 4,080│ 4,560│ 480│ │10〜14q│ 190│ 210│ 20 │ 6,840│ 7,560│ 720│ 4,560│ 5,040│ 480│ │14〜17q│ 210│ 230│ 20 │ 7,560│ 8,280│ 720│ 5,040│ 5,520│ 480│ └────┴──┴──┴──┴───┴───┴──┴───┴───┴──┘ ┌────┬────────┬──────────┬──────────┐ │ 軌道 │ 普 通 │通勤定期(1ヶ月:大人)│通学定期(1ヶ月:大人)│ │(均一)│現行│変更│値上│現 行│変 更│値上│現 行│変 更│値上│ ├────┼──┼──┼─額┼───┼───┼─額┼───┼───┼─額┤ │ 本線 │ 160│ 180│ 20 │ 6,340│ 7,130│ 790│ 4,710│ 5,300│ 590│ │ 白島線 │ 110│ 130│ 20 │ 4,360│ 5,150│ 790│ 3,240│ 3,830│ 590│ └────┴──┴──┴──┴───┴───┴──┴───┴───┴──┘ (4)定期運賃平均割引率 ┌──┬───────────┬───────────┐ │区分│通勤定期(1ヶ月:大人)│通学定期(1ヶ月:大人)│ │ │ 現 行 │ 変 更 │ 現 行 │ 変 更 │ ├──┼─────┴─────┼─────┴─────┤ │鉄道│ 40.0% │ 60.0% │ │軌道│ 34.0% │ 51.0% │ └──┴───────────┴───────────┘ (5)実施予定日 平成29年8月1日(火) ※増収率、収支見込み及び平年度に実施する主な設備投資計画は別紙のとおり。 (別紙) 1.増収率 ┌─────┬──────┐ │種別\項目│増収率(%)│ ├─────┼──────┤ │ 定期外 │ 10.9% │ │ 定 期 │ 10.7% │ │ 通 勤 │ 10.7% │ │ 通 学 │ 10.9% │ │ 全 体 │ 10.9% │ └─────┴──────┘ 2.収支見込み (単位:百万円) ┌────┬──────┬─────────────┐ │ │平成27年度│ 平年度合計 │ │ │ (実績) │ (平成29〜31年度) │ │ │ │ 現 行 │ 変 更 │ ├────┼──────┼──────┼──────┤ │ 収入 │ 6,375 │19,112│21,037│ │ 原価 │ 6,940 │21,479│21,492│ │差引損益│ ▲565 │▲2,367│ ▲455│ │ 収支率 │ 91.9% │ 89.0% │ 97.9% │ └────┴──────┴──────┴──────┘ 3.平年度(平成29〜31年度)に実施する主な設備投資計画 ○超低床車両の導入 鉄道6編成、軌道4両を更新 ○駅・電停の整備 停留場の拡幅、スロープの勾配改良、上屋改良等のバリアフリー化 ○ICカード施策 ・ICカード車載機の機能向上 ・ICカード自動チャージ機の設置 ・ICカード利用全扉乗降化工事の実施 ・ICカードセンターシステムの改修 全国共通利用ICカードの利用受入及び他社バス路線とのICカード共通定期乗車券の導入 ※上記の他にレール交換、変電設備の更新・設置及び車両機器更新等に係る設備投資を計画している。 |
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